今日はちょっと真面目? な話を……
今月号の「かわら版」を見た方はご存知だと思いますが、今月号の「東京かわら版」の「落語と私、私と落語」のコーナーでエッセイストの酒井順子さんが面白い事を書いていらっしゃったので紹介してみたいと思います。
酒井さんは落語を「じじくさい」演芸ではなく、全てに渡って平等なユニバーサルな演芸であると語っていらっしゃいます。
所謂、年齢にも(それほどエロくない)、おさいふにも(歌舞伎と比べると安い!)、性を選ばない(男女どちらでも楽しめる)、そして、場所をも選ばない(ホール落語の客席から文字通りの寝床、布団の中まで楽しめる)というユニバーサルな演芸だと言うのです。
ここを訪れるかたは「んなことは端からわかってらい!」と仰るでしょう。その通りです。
落語は、その出発点からしてずっと庶民のものだったのです。芝居が時代を得るに従って、娯楽から芸術にまでなってしまった今、落語だけは庶民のもので無ければなりません。
そして更大事な事は。落語はその描く世界においても平等だと言う事です。与太郎だって甚兵衛さんだって、長屋の連中は排除しません。殿様だって将軍だって笑いの対象にします。
全てにおいて平等な考えが浸透していると言えるでしょう。
だから今回の値上げは厳しいです(^^)
根岸兄弟を聴く為に2800円や3000円は払いたく無いぞお〜
という訳で失礼しました〜
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今月号の「かわら版」を見た方はご存知だと思いますが、今月号の「東京かわら版」の「落語と私、私と落語」のコーナーでエッセイストの酒井順子さんが面白い事を書いていらっしゃったので紹介してみたいと思います。
酒井さんは落語を「じじくさい」演芸ではなく、全てに渡って平等なユニバーサルな演芸であると語っていらっしゃいます。
所謂、年齢にも(それほどエロくない)、おさいふにも(歌舞伎と比べると安い!)、性を選ばない(男女どちらでも楽しめる)、そして、場所をも選ばない(ホール落語の客席から文字通りの寝床、布団の中まで楽しめる)というユニバーサルな演芸だと言うのです。
ここを訪れるかたは「んなことは端からわかってらい!」と仰るでしょう。その通りです。
落語は、その出発点からしてずっと庶民のものだったのです。芝居が時代を得るに従って、娯楽から芸術にまでなってしまった今、落語だけは庶民のもので無ければなりません。
そして更大事な事は。落語はその描く世界においても平等だと言う事です。与太郎だって甚兵衛さんだって、長屋の連中は排除しません。殿様だって将軍だって笑いの対象にします。
全てにおいて平等な考えが浸透していると言えるでしょう。
だから今回の値上げは厳しいです(^^)
根岸兄弟を聴く為に2800円や3000円は払いたく無いぞお〜
という訳で失礼しました〜
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