芸術協会の桂宮治さんが抜擢で真打に昇進します。入門して13年だそう。正直、遅いぐらいだと思った。
彼を最初に見たのは、二つ目に昇進してお披露目の時だった。芸協でも落協でも前座から二つ目に昇進した時にはお披露目で寄席に出番が回って来る。
正直なところ、両協会とも真打の数が多すぎて溢れかえっている状態なので、普通の二つ目さんは普通の寄席には、まず出番は回って来ない。但し、昇進した時のお披露目の時だけは出番が回って来る。
寄席はまず、前座さんが一席やり、この時に開場となりお客さんが入って来る。次に二つ目さんが出て一席。その後は若手真打が登場して行くのが通常の流れとなっている。
通常はこの二つ目の出番の時にお披露目で出させて貰えるのだが、宮治さんの時は、最近芸協がたまに採用してるのだが、仲入り後の「喰い付き」に出て来たのだった。お披露目と思って油断していたのだが、その二つ目になりたてとは思えない達者ぶりに驚いた。何より高座が明るくなるのだ。
「なんだこいつは!」
そう思って経歴をネットで調べると三十過ぎての入門と判った。どうりで人生経験が豊かだから噺の運びが上手いのだと思った。
それからは芸協の芝居が楽しみになった。数年目には
「早く抜擢で真打にさせれば良いのに」
そう思いながら高座を眺めていた。
前の会長の歌丸師が抜擢をしない方針だったから仕方ないのだが、それでももどかしかった。
晴れて今回、昇進ということでお目出度い限りだと思う。寄席を沸かしてコロナなぞ吹き飛ばして欲しいと思う。
桂宮治師、新しい出発点として是非頑張って欲しいです!
今年も当ブログに訪問戴き、ありがとうございます!
来年も相変わりませず。宜しくご贔屓の程お願い致します。m(_ _)m
皆様も良いお年を迎えられますように。
彼を最初に見たのは、二つ目に昇進してお披露目の時だった。芸協でも落協でも前座から二つ目に昇進した時にはお披露目で寄席に出番が回って来る。
正直なところ、両協会とも真打の数が多すぎて溢れかえっている状態なので、普通の二つ目さんは普通の寄席には、まず出番は回って来ない。但し、昇進した時のお披露目の時だけは出番が回って来る。
寄席はまず、前座さんが一席やり、この時に開場となりお客さんが入って来る。次に二つ目さんが出て一席。その後は若手真打が登場して行くのが通常の流れとなっている。
通常はこの二つ目の出番の時にお披露目で出させて貰えるのだが、宮治さんの時は、最近芸協がたまに採用してるのだが、仲入り後の「喰い付き」に出て来たのだった。お披露目と思って油断していたのだが、その二つ目になりたてとは思えない達者ぶりに驚いた。何より高座が明るくなるのだ。
「なんだこいつは!」
そう思って経歴をネットで調べると三十過ぎての入門と判った。どうりで人生経験が豊かだから噺の運びが上手いのだと思った。
それからは芸協の芝居が楽しみになった。数年目には
「早く抜擢で真打にさせれば良いのに」
そう思いながら高座を眺めていた。
前の会長の歌丸師が抜擢をしない方針だったから仕方ないのだが、それでももどかしかった。
晴れて今回、昇進ということでお目出度い限りだと思う。寄席を沸かしてコロナなぞ吹き飛ばして欲しいと思う。
桂宮治師、新しい出発点として是非頑張って欲しいです!
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皆様も良いお年を迎えられますように。