はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

落語

落語ユニバーサル演芸論

2241957i今日はちょっと真面目? な話を……
 今月号の「かわら版」を見た方はご存知だと思いますが、今月号の「東京かわら版」の「落語と私、私と落語」のコーナーでエッセイストの酒井順子さんが面白い事を書いていらっしゃったので紹介してみたいと思います。
 酒井さんは落語を「じじくさい」演芸ではなく、全てに渡って平等なユニバーサルな演芸であると語っていらっしゃいます。
 所謂、年齢にも(それほどエロくない)、おさいふにも(歌舞伎と比べると安い!)、性を選ばない(男女どちらでも楽しめる)、そして、場所をも選ばない(ホール落語の客席から文字通りの寝床、布団の中まで楽しめる)というユニバーサルな演芸だと言うのです。
 ここを訪れるかたは「んなことは端からわかってらい!」と仰るでしょう。その通りです。
 落語は、その出発点からしてずっと庶民のものだったのです。芝居が時代を得るに従って、娯楽から芸術にまでなってしまった今、落語だけは庶民のもので無ければなりません。

 そして更大事な事は。落語はその描く世界においても平等だと言う事です。与太郎だって甚兵衛さんだって、長屋の連中は排除しません。殿様だって将軍だって笑いの対象にします。
 全てにおいて平等な考えが浸透していると言えるでしょう。

 だから今回の値上げは厳しいです(^^) 
 根岸兄弟を聴く為に2800円や3000円は払いたく無いぞお〜

 という訳で失礼しました〜

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ただで酒が飲みたい男(つりの酒)

今日は久々の休みです。5月30日以来です。
まあ〜自営業に本格的な休みは無いのですが、それでも仕事から開放されたと言う感覚がいいです。
色々と野暮用が溜まってるので、出かけるので、コメントの返事等は遅くなると思います。
で、今日は「つりの酒」と言う噺です。
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今では余り高座に掛けられなくなりましたね。
芸協の寿輔師がたまに掛ける様です。

 酒を飲みたいが金が無い中村が、つり好きの山田さんを訪ねて、つりの話をして
一杯ありつこうとしている。
 何処の川に釣りに行くかと聞かれ、浅瀬川なんて相撲の力士名を答えたり、トンチンカンな会話をしているうちにお酒が出た。すぐに飲んでしまって、牛の胴切りつまり、もう半分などと催促をした。
 アユ、ハゼ、キスをやるかと聞かれ、キスなら一晩に一回くらいと答えた。私とやりませんかと言われると同性愛じゃないと断る。
調子にのってきた山田さんがこれから釣りに行こうと誘うが、中村は渋る。夜行釣りの夜明けのウイスキーがたまらないと言われて、
一緒に出掛けた。
 山田が釣って、中村がウイスキーを飲みながら釣った魚を魚籠に入れる係になったが、釣った魚を逃がして、また同じ魚が釣れた。
「魚は恩も情けもありませんな」
「そうも言えまい、アイもあればコイもある」 

と言う新作のような、たわいもない軽い噺です。
昔は三遊亭小圓馬師が高座に掛けていました。
師の事は今年の1月11日のブログで取り上げましたが
小圓馬師につて、
1948年11月 - 4代目三遊亭圓馬に入門し、栄馬を名乗る。
1950年10月 - 二つ目で小圓馬と改名。
1958年9月 - 同名で真打昇進。
1999年7月5日 - 死去。享年73
子供の頃はTVに出ていまして、人気落語家の一人だったと思います。
「お笑いタッグマッチ」や「末廣演芸会」等は良く見ていました。
また、役者としても良くドラマや映画に出ていて、顔を見るとお分かりの方もいらしゃると思います。
「男はつらいよ」にも出ていたのを思い出します。
明日は命日なのでね・・・・・(^^)

関係ないけど、日ハムが同率とはいえ、首位にたちました(^^)v
ものごころ付いた時からのこのチームのファン。名前が変わろうと北海道に移ろうと、そんな事では変わりません。先は長いけど、とりあえずヨカッタ(^^)続きを読む

落語って聴き手も成長するよね

2008_0529_07


今日は落語の聴き方とでも申しましょうか、そんな事を少し。
まず、落語を最初に好きになってよく聴くのが、滑稽噺ですね。
枕で笑いを取り、噺に入って行くと言う・・これを大体最初に聴きますね。
何も考えずに只、笑って楽しいですね。

少し慣れてくると、それだけでは物足りなくなります。
落し噺でも少し人情噺ぽいのが聴きたくなります。
本格的な人情噺とはでは行かなくても、最近では人情噺に分類される噺ですね。
「芝浜」」「藪入り」「火事息子」や「鰍沢」も入れても良いかな?
いわゆるそんなに長くなく聴ける噺ですね。
情景描写等が重要になってきます。

ここを通過すると、笑いの少ない本格的な人情噺に入っていきますね。
これを聴くには体力や知力も入ります。
時代背景を考察する知識も必要になって来ます。

そして、そこをも通過していくと、聴く方も名人級になってきますね。
演者の調子が悪い音源や、病後でよく舌が廻らない録音や最晩年で声が震えていても、
それさえ、愛すべき噺の一部だと容認できる様になったら、それは素晴らしいですね。
聴き手としても一流ではないでしょうか。
かの玉置さんは「寄席の座布団に座る噺家の出来不出来が、その日のお景物と思えるように成るまでには月謝もひまも必要で、そうなればいっぱしの落語通で、粋なおじさん(おばさん)となる訳でございます」
と言ってましたね。(^^)

かの、正岡容先生は寄席で良く笑っていたそうです。どんな事でもよく笑うので、若い頃の談志師が聞いたそうです。すると「笑えるねえ、笑えるよ。寄席の中で育ってきて、毎日聞いていていつも笑えるんだ、可笑しいじゃないか、可笑しいから笑うんだよ」と言ったそうです。
これがどう云う意味なのかは談志師も色々考えたそうです。
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最近思った落語(噺)の疑問

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まずは御礼から。
昨日のブログランキングでオヤジ部門で第2位にランキングされました。
これもひとえに訪問された皆様のお陰で御座います。
改めて御礼申し上げます。m(_ _)m

最近思った落語(噺)の疑問

「鰍沢」で主人公(新助)よりも後にしびれ薬入りの玉子酒を飲んだのに、片方はすぐに亡くなり
片方は対して悪くなっておらず、毒消しを飲んですぐ治った事がなんか疑問に残りますね。
他にも時間軸があやふやな感じがします。
上手い噺家さんだと気にならないんですがね・・・・

「崇徳院」で熊さんの最初の人探しのやり方があまりにも・・・・でしょ?
おかみさんももっと早く言えば良いのにね。

「らくだ」の季節は本当は何時なんだろうと思います。
権太楼師や市馬師は春としていますが、最後で六部が酔っ払って道端で寝ていますが、
春先じゃ寒くて無理だと思うんですよね。
かと言って夏にふぐを食べるかどうか?
昔は味噌仕立てで汁物や鍋で食べていましたからなおさらです。

「時うどん」と「時そば」は一見同じ噺の上方バージョンと江戸バージョンと思われていますが、
私は似ているけどかなり違う噺だと思います。
「時うどん」はうどんを食べる時の仕草や相方をじらしたりして二人の様子を楽しむ処に力が入れられて
いますが、「時そば」は後半のマヌケな奴に焦点があてられています。

「ちりとてちん」と「酢豆腐」も全く違う噺だと思いますね。
なぜ同じ噺として分類するのか?

他にもありますが、今日はこの辺で・・・


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皆さんはいつ落語を聴きますか?

たまに、自分は何で落語を聴いているんだろう?
と考える事があります。
普段でもMP3プレーヤーに音源を入れて、歩く時なんか聴いてます。
普通は音楽なんでしょうけどね(^^)
街歩いていても、皆さんイヤホンをして歩いている方が殆どですね。
してない人の方が少ないですね。
音楽は側を車が轟音を立てて通り過ぎて、一部分が聴こえなくても余り気になりません。
でも落語は一部分でも聴こえないと気になるんですよね。
この前なんか交差点の真ん中で聴こえなくなって、その場で巻戻して聴いて仕舞いました。
気がついたら信号が変わってました。(^^)
PD-205_00_f

これが私が使っているMP3プレーヤーです。
PD-205、某掲示板でお勧めだったので、買いました。メモリーはSDカードを刺します。
2Gまで対応してます。音もイイですよ。但し一旦電源を切ると最初から再生になって仕舞います。
そこだけが欠点ですね。単四電池で12時間とされていますが、8時間〜7時間位ですかね。
転送ソフトも要らないし、SDカードをPCに刺してファイルのやりとりが出来るので楽ですね。
これにお気に入りのイヤホンを刺して聴きます。
色々買いましたがこれが小さくて扱いやすくて、結構お気に入りです。

よく寝る時に落語を聴くと言う方は多いと思いますが、私は駄目ですね。
聴いていると終わるまで聴いてしまいますね。
最も寝るのはすぐ寝られます。ww

後はPCで事務的な仕事をしている時に好きな師匠の噺を掛けながら仕事してます。
後は、何もしないでちゃんと落語だけ聴いてる時ですね。
CD等音だけの時は目をつぶって聴くときもありますね。
動画が有っても後で音だけを聴くと随分印象が違いますよ。お試しを(^^)

追伸・・・cavan_club 1954さんが予告通り今日、扇橋師の「蕎麦の隠居」と言う珍しい噺をUPしてくれました。
     私も初めて聴きました。変わった噺で、扇橋師の口調がとても良いです。

http://www.youtube.com/user/HIROSHIOGURA#p/u

聴かれた方で、感想や意見の在る方はご本人のブログの方へ書いて戴きたいそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/cavan_club1954/62443514.html
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