はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

橘家文左衛門

落語における泥棒って間抜けが多いと思いませんか?

28今日は「転宅」です。
明治時代につくられた噺で、「明治の爆笑王」・鼻の円遊師が得意にしました。
また、同時代で音曲の弾き語りや声色などで人気のあった二代目今輔師は、女が目印にタライを置いておくと言い、オチは、「転宅(=洗濯)なさいましたか。道理でタライが出ています」と下げていました。
今でもオチを「転宅?いや洗濯の間違いだろ」と下げている噺家さんもいます。

舞台は大川端にもほど近い粋な町、浜町。間抜けな泥棒が、留守だと思いこみ忍び込んだのはお妾さんが暮らす一軒家。
食卓のお膳に酒、肴が残っているのを発見し、盗みそっちのけで飲み食いをしているところを家の主、お菊に発見され飛び上がる。
あわてて「金を出せ」と脅しに掛かった泥棒先生だが、お菊は鼻で笑い「わたしゃ、おまえさんの同業者だよ」と言い出す。
お菊の本業は泥棒だが、いまは金持ち旦那の妾の身の上。

しかし、旦那とは別れ話が持ち上がり、明日からはどうなるかわからないという。さらに「あたしのような女だけど、お前さんのような男と所帯が持ってみたいものだよ。
1年でいい、あんたのお神さんにしてくれないかねぇ」と泥棒先生を口説き出すお菊。

泥棒先生はすっかり鼻の下を伸ばし、懐中にあった八十円の金もお菊に預けてしまう。
「今日は用心棒が二階にいるから、明日また昼過ぎに来ておくれ。三味線の音をさせるから、それが合図だよ」というお菊の言葉に、泥棒は夢うつつで帰っていく。
さてその翌日。泥棒は昨日の家を訪れるが、待てど暮らせどシンとして三味線の音は聞こえず思わず近所の人に聞くと、
「いや、この家には大変な珍談がありまして、昨夜から笑いつづけなんです」
「何があったんですか」
「昨夜、泥棒がはいったんですよ」
「それで?」
「それが間抜けな泥棒で、お菊さんに上手く騙されて、明日また来てくれと言って追い返したんですよ」
その後、旦那をすぐに呼びにやったところ、あとで何か不都合があるといけないというので、
泥棒から巻き上げた金は警察に届け、明け方のうちに急に転宅(引っ越し)したとか。
「ええ!いったい、あのお菊というのは何者なんです?」
「なんでも、元は義太夫語りだとか」
「義太夫がたりだけに、うまくかたられた」

古くから大師匠方が演じてきました。そこでサゲも先ほどのと二通り今でもあります。

女義太夫は明治期に大変な人気がでたそうですが、それも一時だったそうです。
義太夫では食べられなくなり、したたかに生きてきたお菊さんなら、人の良い泥棒を騙すのは訳無かったのでしょうね(^^)続きを読む

鼻の下がなが〜くなった泥棒

28今日は「転宅」です。

明治時代につくられた噺で、「明治の爆笑王」・鼻の円遊師が得意にしました。
また、同時代で音曲の弾き語りや声色などで人気のあった二代目今輔師は、女が目印にタライを置いておくと言い、オチは、「転宅(=洗濯)なさいましたか。道理でタライが出ています」と下げていました。
今でもオチを「転宅?いや洗濯の間違いだろ」と下げている噺家さんもいます。

舞台は大川端にもほど近い粋な町、浜町。間抜けな泥棒が、留守だと思いこみ忍び込んだのはお妾さんが暮らす一軒家。
食卓のお膳に酒、肴が残っているのを発見し、盗みそっちのけで飲み食いをしているところを家の主、お菊に発見され飛び上がる。
あわてて「金を出せ」と脅しに掛かった泥棒先生だが、お菊は鼻で笑い「わたしゃ、おまえさんの同業者だよ」と言い出す。
お菊の本業は泥棒だが、いまは金持ち旦那の妾の身の上。

しかし、旦那とは別れ話が持ち上がり、明日からはどうなるかわからないという。さらに「あたしのような女だけど、お前さんのような男と所帯が持ってみたいものだよ。
1年でいい、あんたのお神さんにしてくれないかねぇ」と泥棒先生を口説き出すお菊。

泥棒先生はすっかり鼻の下を伸ばし、懐中にあった八十円の金もお菊に預けてしまう。
「今日は用心棒が二階にいるから、明日また昼過ぎに来ておくれ。三味線の音をさせるから、それが合図だよ」というお菊の言葉に、泥棒は夢うつつで帰っていく。
さてその翌日。泥棒は昨日の家を訪れるが、待てど暮らせどシンとして三味線の音は聞こえず思わず近所の人に聞くと、
「いや、この家には大変な珍談がありまして、昨夜から笑いつづけなんです」
「何があったんですか」
「昨夜、泥棒がはいったんですよ」
「それで?」
「それが間抜けな泥棒で、お菊さんに上手く騙されて、明日また来てくれと言って追い返したんですよ」
その後、旦那をすぐに呼びにやったところ、あとで何か不都合があるといけないというので、
泥棒から巻き上げた金は警察に届け、明け方のうちに急に転宅(引っ越し)したとか。
「ええ!いったい、あのお菊というのは何者なんです?」
「なんでも、元は義太夫語りだとか」
「義太夫がたりだけに、うまくかたられた」

古くから大師匠方が演じてきました。そこでサゲも先ほどのと二通り今でもあります。

女義太夫は明治期に大変な人気がでたそうですが、それも一時だったそうです。
義太夫では食べられなくなり、したたかに生きてきたお菊さんなら、人の良い泥棒を騙すのは訳無かったのでしょうね(^^)
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2月27日のラジオ寄席

今日は日曜に放送された、「爛漫ラジオ寄席」です。
CMをカットしてそのままUpしました。
内容ですが、春風亭百栄さんで「桃太郎後日譚」ユリオカ超特Qさん、
橘家文左衛門さんで「千早振る」です。
作業用に流していても良いかとw

今日は忙しいので簡単に(^^)

期限は何時ものように一週間です

http://firestorage.jp/download/36e85b9cabec71fee989bd32f94921f37eedf69e

橘家文左衛門師の「桃太郎」

今日は、橘家文左衛門師の「桃太郎」を上げました。
音質調整をしたのですが、ニコの鯖エンコだと高音域が持ち上がるので、
またシャリシャリになってしまいました。
これもこの間の放送です。

昨夜、兼好師の動画についての音質のコメントが有り、
自分も気になっていたので、音質を調整して作り直してあげたのですが、
やはり鯖エンコのせいか余り変りませんでした。

明日からまた、忠臣蔵に戻ります。
風邪ひいて調子が悪いのでこの辺で。
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