私のもう一つのブログに投稿した記事ですが、そちらは殆ど閲覧数が期待できないので、こちらにも載せてみました。まあ他愛ない独り言だと思って下さい。
新宿末廣亭が経営危機を迎えて、末廣亭独自のクラウドファンディングをやっています。
落語ファンならこの前まで落語協会や芸術協会の音頭取りで寄席全般のクラウドファンディングをやったばかりなのはご存知だと思います。
その時に末廣亭は2,000万円の金額を受け取ったそうですが焼け石に水だったそうです。それで、新たに始めたそうですが今日8月上旬現在で1780万ほどだそうです。思っていたより集まっていないそうです。
私はここでクラウドファンディングに協力をと呼びかけるつもりはありません。かくゆう私の店も予約がすべてキャンセルでして一銭も収入がありません。商売をやってる身としては経営が辛いのは良く理解できます。
都内の他の寄席はどうなのでしょうね。この前、浅草に行った時は仲入りに伯山先生が出ていたからか、9割ほど埋まっていました。
まあ、商売をする上で色々な経費がかかりますよね。特に新宿にある末廣亭は土地や家屋に掛かる固定資産税が馬鹿にならないと思います。夏なら冷房の電気代、冬なら暖房費など照明の電気代もかかりますね。それらはお客の入場料から出されるのですが、入場料3000円として、寄席と協会で分けるのですが、最近は五分五分とも言われています。そうすると1500円ですね。100人入ったと考えて150,000円ですね。従業員の給料なども考えると100人入ったとしても、それほど余裕がある訳ではなさそうです。日曜は兎も角、平日にどれだけ入るかが大事になって来ると思いますが、このコロナでそれが立ち行かなくなったということですね。
正直、クラウドファンディングは、一時的なカンフル剤みたいなもので一時的なものでしょう。募集が終わった後はリターンが待っています。今回は寄席の招待券と千住札らしいですが、それらの案件もじわじわと響いて来ると思うのです。
個人的にですが、このコロナによって人々の生活が少し変わった気がします。コロナが収まっても完全には元には戻らない気がするのです。
ならばこの機会に寄席の仕組みを少し変えてみるのはどうでしょうか? 今は昼席と夜席を10日間交代で落語協会と落語芸術協会が芝居をしていますが、特別興行でない限り3000円払えば昼の12時から夜の8時半(末廣亭の場合)まで入られるのです。これはお金の無い落語ファンにとっては、とても有り難いシステムです。私も大いに助けられました。
この連綿と続けられていたシステムを少し現代に合うように変えてみては如何でしょうか? 落語会や独演会は2〜3時間ほどです。
例えば、一日を三部制にして一部だけなら1500円ほどで見られ、入れ替え制にして、三部通し券や二部まで見られる券を発売するとか、どうでしょうか? 寄席でも1〜2時間で帰られるお客は結構います。かと思えば夜席の仲入り前に入って来るお客もいます(割引がありますけどね)
一部1500円なら気軽に入れると思います。この時夜席の仲入りの時の割引は無くします。映画などは2時間ほどで1800円ですから無理な設定ではないと思います。
これは私が勝手に考えた一例ですが、根本からシステムを変える時期に来ているのではないでしょうか?
芸協が噺家が足りないなら、圓楽党や立川流からどんどん入れて出せば良いと思います。そうすればいつか、東京の協会の垣根も低くなる気がします。
新宿末廣亭が経営危機を迎えて、末廣亭独自のクラウドファンディングをやっています。
落語ファンならこの前まで落語協会や芸術協会の音頭取りで寄席全般のクラウドファンディングをやったばかりなのはご存知だと思います。
その時に末廣亭は2,000万円の金額を受け取ったそうですが焼け石に水だったそうです。それで、新たに始めたそうですが今日8月上旬現在で1780万ほどだそうです。思っていたより集まっていないそうです。
私はここでクラウドファンディングに協力をと呼びかけるつもりはありません。かくゆう私の店も予約がすべてキャンセルでして一銭も収入がありません。商売をやってる身としては経営が辛いのは良く理解できます。
都内の他の寄席はどうなのでしょうね。この前、浅草に行った時は仲入りに伯山先生が出ていたからか、9割ほど埋まっていました。
まあ、商売をする上で色々な経費がかかりますよね。特に新宿にある末廣亭は土地や家屋に掛かる固定資産税が馬鹿にならないと思います。夏なら冷房の電気代、冬なら暖房費など照明の電気代もかかりますね。それらはお客の入場料から出されるのですが、入場料3000円として、寄席と協会で分けるのですが、最近は五分五分とも言われています。そうすると1500円ですね。100人入ったと考えて150,000円ですね。従業員の給料なども考えると100人入ったとしても、それほど余裕がある訳ではなさそうです。日曜は兎も角、平日にどれだけ入るかが大事になって来ると思いますが、このコロナでそれが立ち行かなくなったということですね。
正直、クラウドファンディングは、一時的なカンフル剤みたいなもので一時的なものでしょう。募集が終わった後はリターンが待っています。今回は寄席の招待券と千住札らしいですが、それらの案件もじわじわと響いて来ると思うのです。
個人的にですが、このコロナによって人々の生活が少し変わった気がします。コロナが収まっても完全には元には戻らない気がするのです。
ならばこの機会に寄席の仕組みを少し変えてみるのはどうでしょうか? 今は昼席と夜席を10日間交代で落語協会と落語芸術協会が芝居をしていますが、特別興行でない限り3000円払えば昼の12時から夜の8時半(末廣亭の場合)まで入られるのです。これはお金の無い落語ファンにとっては、とても有り難いシステムです。私も大いに助けられました。
この連綿と続けられていたシステムを少し現代に合うように変えてみては如何でしょうか? 落語会や独演会は2〜3時間ほどです。
例えば、一日を三部制にして一部だけなら1500円ほどで見られ、入れ替え制にして、三部通し券や二部まで見られる券を発売するとか、どうでしょうか? 寄席でも1〜2時間で帰られるお客は結構います。かと思えば夜席の仲入り前に入って来るお客もいます(割引がありますけどね)
一部1500円なら気軽に入れると思います。この時夜席の仲入りの時の割引は無くします。映画などは2時間ほどで1800円ですから無理な設定ではないと思います。
これは私が勝手に考えた一例ですが、根本からシステムを変える時期に来ているのではないでしょうか?
芸協が噺家が足りないなら、圓楽党や立川流からどんどん入れて出せば良いと思います。そうすればいつか、東京の協会の垣根も低くなる気がします。