はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

入船亭扇辰

「東京かわら版」6月号より

img124今日は、本日来ました「東京かわら版」6月号から話題を拾ってみたいと思います。

表紙はご覧の通り扇辰師匠ですね。
今、一番乗ってる噺家さんとも言えますね。さすが「かわら版」ですね。

・私と落語は 舟木一夫さんです。 その昔、玉置さんとチャーリー脇野さんらと圓生師を呼んでお座敷で「妾馬」をたっぷりと演じてもらった事があるそうです。
日劇では志ん朝師と共演も数多くこなし、談志師ともTVでは共演があるとか。
この世代はラジオで落語を聴いて育った世代なので、落語に親しみは持っているそうです。

・インタビューは、もちろん入船亭扇辰師です。
珍しい噺に挑戦するのは「その方がお客様も喜ばれるし、寄席でも使ってくれるから」だそうです。
意外と計算高いと自身で語っています。まあ冗談ですが……
「茄子娘」で師匠の事を話しています。なんていい噺なんだと思ったとか。

弟子を取ってみて師匠の有り難さが良く判ったそうです。喬太郎師にも弟子を取る様に進めてるとか……

・若手の紹介は春風亭ぴっかり☆さん
正式には「ぴっかり☆」と☆が付くそうです。
その昔、歳のサバを読んでAKB48の第一期のオーデションを受けたそうですが落ちたとか、
受かっていたらどうなってたんでしょうか? 興味があります(^^)

・本日のお題は「鏡ヶ池操松影」で江島屋騒動です。
現在、志ん生師や今輔師で聞けるのは全体の噺の一部ですが、それでも聴き応えがあります。
残りも聞いてみたいですね。

・訃報は牧伸二さんが載っています。残念でした。

・堀井ちゃんのコーナーは「天狗裁き」のタイムテーブルですが、これ志ん生師や馬生師と米朝師とは噺が違うので無理があると思いますが、一応力技で比べています。

・芸協の真打披露の模様と、立川流の談修さんの真打昇進の記事が載っています。

・最後の「今月のお言葉」は圓歌師の「もう疲れちゃった」と言う言葉ですが、真に受けてはいけないとのこと。
先日の池袋の帰りでもお弟子さんが家に帰る様に説得してるのに本人は歓楽街の方へ行きたがっていたそうです。お元気です。

今月はこんな処で……
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おいらも欲しいぞ「辻占の独楽」

rinki今日は「悋気の独楽」です。

元はというか、今でも立派な上方落語です。
三代目の小さん師が移植したのですが、何故か当初は東京にはあまり根付きませんでした。
最も最近はかなりの噺家さんが高座に掛けています。
あのこぶ蔵もやってます、よせば良いのに・・・・・

四代目の志ん生師が音曲の素養を生かし、
この噺を「喜撰」と題して改作しています。

後半の独楽回しの部分を切り、小僧が清元の「喜撰」に
熱中するあまりお内儀さんを小突くので、
「おまえ、人を茶に(=馬鹿に)するね」
「へい、今のが喜撰(宇治茶の銘柄と掛けた)です」
というサゲにしました。
八代目の柳枝師の録音が「喜撰小僧」として残っていますし、
最近は柳亭市馬師が高座に掛けています。

あらすじは・・・夜になるといつも外出する旦那。それを「女のところでは」とあやしく思った女房は、小僧に後をつけさせる。するとやはり、旦那は妾のところへ。小僧に気づいた旦那は、小僧を買収し、妾の家に連れて行く。そこでは、3つの独楽でその晩の旦那の身の振り方を占うことにしていた。小僧は、その辻占の独楽をみやげにもらって帰ってくるのだが・・・・

結構好きな演目ですね。貞吉が重要な役回りをするのですが、子供なので抜けている処があるんですね。
まあ、そこが面白いし、かわいい処ですね。続きを読む

ひやは体に毒っていいますが・・・

127660082026116231561今日は文楽師で有名な「夢の酒」です。

別題は『夢の悋気』とも云うそうです。
この噺は元は人情噺「松葉屋瀬川」がその成り立ちです。
これから落とし噺「橋場の雪」が作られ、更に「隅田(すだ)の夕立」「夢の後家」の二通りに改作されました。
それの「夢の後家」を文楽師が昭和10年ごろに「夢の酒」に改作しました。

雨模様の日、ある商家の昼下がりのこと・・・・
店の奥でうたた寝をしていた若旦那を、風邪でもひくといけないと奥方が揺り起こせば、夢を見ていた様子。
「どんな夢を見ていたの?」と訊ねられた若旦那は夢の内容を語り出します。

用足しに出掛けた向島で急な雨に降り込められ、ある家を軒先で雨宿りをしていると、その家の女が中で休息なさいと声を掛けてくれる。
誘われるままに家に上がり、いつもは飲めない酒を飲み、さらにはその女といい仲に・・・ここまで聞くと奥方は嫉妬で悔し泣き。
騒がしさにやってきた大旦那も、「夢に悋気」の女心に苦笑します。
しかし、収まらないのは奥方で「淡島様に願掛けをすれば同じ夢を見られると申しますから、同じ夢を見てその女を叱ってください」と大旦那に詰め寄ります。
困った大旦那が、しぶしぶ願掛けをして昼寝すると、いつの間にか向島にやってきた様子。

夢の女の家を訪ねるとお酒を進められます。
はじめは拒んでいたが大旦那でしたが、この人は息子と違っていたって酒好き。
お燗酒を頼んだが、あいにくお湯が切れていました。
「お湯が沸くまで冷やで」と進められたが、やはりお燗の方がいい…と言ったところで、お花に揺り起こされた。
「おかしな事もあるものだ…」
「で、行けましたか?」
「行けた…が、惜しい事をしたものだ」
「惜しい? もしかして、ご意見するときに起こしてしまいましたか?」
「いいや…冷でもよかった」

夢の中を訪問するという洒落た趣の噺で、しかも季節はこの梅雨の時期です。
この時期は小雨が降ると肌寒くなるので熱燗が恋しくなりますね。
出てくる女性が皆良いですねえ。
夢の中の美女はさほどいやらしく無く、お嫁さんも可愛らしくて良いですね。

淡島様にお願いすると夢の中に導かれる。と言うのは色々調べても出てきません。
この噺しか無いのです。
淡島様と言うのは、淡島明神の事ですが、江戸では少なかったそうです。
網野宥俊氏の『浅草寺史談抄』(昭和三十七年)には「江戸の近在で、淡島神を祀ったところは、当浅草寺の他に、文京区音羽の護国寺(真言宗)と世田谷区北沢の森厳寺(浄土宗)の三ヵ所であった。」とあります。
江戸名所図会には浅草寺一箇所しか書かれていないそうで、それも東照宮が焼けた後に淡島様を勧請したそうです。

ですので、この事についてはあの世で文楽師に聞くしか無いかも知れませんね。
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王楽さん「鈴ヶ森」扇辰さん「夢の酒」と小圓歌姐さん

今日は三本も上げてしまった・・・
王楽さん「鈴ヶ森」扇辰さん「夢の酒」と小圓歌姐さんです。
王楽「鈴ヶ森」と扇辰「夢の酒」は堀井ちゃんの落語らいぶからです。
前の二人(兼好、花録)が出来が良かったので、
お蔵入りしようかと思っていたのですが、聞きたい方も居るかな?
と思い上げました。
王楽さん正直まだまだ若いなあ〜。
扇辰さんは只でさえ色っぽい喋りをするのに少しクサかったですね。
でも二人とも楽しみですね。

もう一本は小圓歌姐さんです。
鈴本で見たのが最初かな。
寄席に出始め頃から見ていますが、”いい女”です。
三味線をやる前はピアニストだったそうです。
ある番組で、高田センセが暴露して、
「どうして知っていらしゃるんですか!?」
と驚いていました。
色物としてコミュに有っても良いかなと思い上げました。

昨日RAKUGO1さんの上げた志ん朝師の「お直し」ですが
面白い試みですねえ。同じような事を少し考えていたので、
どうゆう仕組だかDLして解析させてもらいました。
音声のみで上げている事が多いですが、
少し飽きてきたので面白かったです。
大いに参考になりました。


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