はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

三遊亭金馬(三代目)

忘れられない噺家さんたち 1 三代目三遊亭金馬

1352179431【三代目三遊亭金馬】1894年10月25日 – 1964年11月8日

.「出囃子」
「本調子カッコ」

.「芸風」
ラジオで一世を風靡した師匠です。聴いて判る噺を追求したので、人物の描き分けがハッキリしていました。その為多くの人から親しまれました。「楷書で書いたような落語」と評されました。
一方で、噺の描写も上手で、仲間内からの評価も随分高かったそうです。
大変物事に詳しく博識だったそうです。噺にもその辺が出ています。

.「芸歴」
1912年 講談師放牛舎桃李(放手金桃李、揚名舎桃李、2代目放牛舎桃林とも)に入門。
1913年暮れ 初代三遊亭圓歌にスカウトされ、三遊亭歌当を名乗る。
1916年(1917年とも) 二つ目昇進し、2代目三遊亭歌笑襲名。
1919年12月 三遊亭圓洲に改名。
1920年9月 真打昇進。
1926年4月 3代目三遊亭金馬を襲名。
1954年2月5日 釣りの帰りに列車に刎ねられ、左足先を切断。以後、高座では正座出来ずにいつも釈台を置くようになる。

.「エピソード」
最初は講談師を目指したのですが「落語向き」と言われ転向しました。初代圓歌師に入門したのですが、師弟の折り合いが良くなかったそうです。その為名人と呼ばれた三代目圓馬師に文楽師共々稽古を付けて貰いました。圓馬師の繊細さを文楽師が豪放さを金馬師が受け継いだと言われています。
また釣りが趣味で、その縁で、戦争孤児となった「竿中」の娘さんの海老名香葉子さん(三平師の女将さん)を引き取って育てたのは有名です。

.「得意演目」

「池田大助」「居酒屋」「浮世床」「うどんや」「蛙茶番」「堪忍袋」「狂歌家主」
「禁酒番屋」「金明竹」「くしゃみ講釈」「孝行糖」「高野違い」「小言念仏」「権兵衛狸」、「雑俳」「三軒長屋」「品川心中」「死神」「たがや」「大師の杵」「高尾」「高田の馬場」、「茶の湯」「付き馬」「てれすこ」「転失気」「転宅」「道灌」「道具屋」「唐茄子屋政談」、「佃祭」「長屋の花見」「二十四孝」「錦の袈裟」「花見の仇討」「一目上り」「雛鍔」、「妾馬」「目黒のさんま」「やかん」「弥次郎」「藪入り」「夢金」「湯屋番」「寄合酒」他。

「付き馬」という噺

oomon今日は「付き馬」です。これはほんとうは江戸弁で「つきんま」と言うそうです。

 原話は元禄5年(1692年)に出版された笑話本・「噺かのこ」の第四巻、「薬屋にて人参を騙りし事」です。又の題を「早桶屋」とも云い、圓生師はこの名で演じていました。

 吉原で「今は持ち合わせがないが、お茶屋のツケを集金すれば金ができるので、明日払いで良けりゃ遊んでってやるよ」ということでどんちゃん騒を始めます。
 翌朝、郭の中のお茶屋だから一緒に集金に行こうと、若い衆を連れ出し、ちょっと大門の外の空気を吸ってみようと、更に外に引っ張り出す。この後、風呂に入り飯を食って若い衆に払わせ、浅草の雷門まで来てしまいました。
 ここから中まで戻るのは面倒だから、近くの早桶屋の叔父さんに金をこしらえて貰おうと言い出します。付き馬の牛太郎を外に待たせたまま、早桶の注文をして、外に聞こえるように「早くこしらえておくれ」と云います。
 若い衆を呼んで「出来たら叔父さんから受け取ってくれ」と言い残して男は、帰ってしまいました。
「出来たけど、どうやって運ぶ」と聞かれて、早桶を注文したことを知らさせるが後の祭り。棺桶代を請求されて金が無いというと、「おい奴(やっこ)、中まで馬に行け」

 もともとは、薬屋で朝鮮人参をだまし取るという内容だったものですが、廓噺に変わりました。
 私が最初に聴いた時(圓生師でしたが)疑問に思ったのは、早桶屋の事でした。時代は「花やしき」等があり、どう見ても明治から大正です。
「図抜け一番小判型」等と言う座棺がそのころでも使っていたのかどうか?でした。
 てっきり江戸時代迄だと思っていたのですが、違いました。
 よく調べると、寝棺は火葬、座棺は土葬用と書いてありますが、一概にそうでも無いようです。
 ある調べでは昭和21年の京都市では火葬の74%が座棺を使用していたそうです。最も25年には半分に下がりますが・・・
 つまり、戦後もある時期迄は座棺が結構使用されていたと言う事です。
 小三治師は若い頃銭湯で、この早桶の職人だったお爺さんと仲良くなり、色々と教わったそうです。
「そのうち、こうゆうのも話しておかないと忘れさられてしまうからな」
 そう言ってたそうで、正にその通りですね。

 付き馬の由来は、昔は吉原の馬子さんが其の物の家まで取りに行って」たのですが、そのうちに、集金した金を持ち逃げする馬子が多くなったので、馬子じゃなくて、店の若い者に集金させる様になりました。そこから「付き馬」という様になりました。

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欄間ラジオ寄席の金馬師匠

5b877aea.jpgえ~今日は昨日に引き続き金馬師匠です。

昨日のコメント欄をご覧になれば解ると思いますが、
爛漫ラジオ寄席の音源が現在では貴重なそうです。
金馬師匠のファンの方ならご存知かも知れませんが、
聴き逃した方や音源を未だ持っていない方等はDLして聞いてみて下さい。

http://firestorage.jp/download/a42f9f085d0b8e0fd0291d40efdc4e2b01e1b797

期限は何時ものように一週間です。

東京は昨夜に引き続き今夜も雨が降っています。
しとしとと冷たい雨です。
雪に変わらなければ良いのですが。
明日は5時起きで市場に仕入れに行くんですよね。
雪が積もったり、路面が凍ると橋を渡れなくなるのでねえ・・・・
録音していたNHKの志らくさん聴いて寝よう・・・

今日は金馬師匠の日でした

4f011960.jpg今日の朝の志の輔ラジオは三代目金馬師匠の「茶の湯」で、
夜のラジオ寄席も金馬師匠の特集で重なりましたね。
演目は「居酒屋」と「寝床」でした。
どれもニコの音源とは違う音源です。
ニコのはおそらくCDからでしょう。
多分東宝演芸場の高座ではないでしょうかね。
今日の音源は放送用に収録した音源でしょうね。
特に「茶の湯」は時間の関係もあり、途中からです。
此の様な入り方も珍しいので、うpしました。
期限は一週間です。

http://firestorage.jp/download/60cbaac3752eeff076d2a7635f1a631ff87b0da2

ラジオ寄席は「懐かしの名人芸」が続きますね。
来週と再来週の演目を書いておきます。

1月30日(日)
十代目 桂文治特集
「あわて者」「源平盛衰記」

2月6日(日)
五代目 春風亭柳昇特集
「結婚式風景」「課長の犬」「カラオケ病院」

なかなか楽しいですね(^^)
文治師の「あわて者」は伸治時代の音源だと最高ですね。
あの頃の「あわて者」は兎に角可笑しかった!
息が出来なるなる位笑わせてくれました。
それぐらい神がかっていましたね。
柳昇師の「結婚式風景」も当時はもう苦しい位可笑しかったですね。
楽しみです。

追伸・・・上方漫才の「夢路いとし・喜味こいし」の喜味こいしさんが
     お亡くなりになられました。
     謹んでご冥福をお祈り致します。
     子供の頃「がっちりかいまショー」はよく見ていました。
     品が良くそれでいて絶妙の爆笑漫才でした。
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