はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

タグ:三遊亭歌武蔵

0b2751c1『胴切り 』
今日は「胴切り」という噺です。
これは東京では「首提灯」等のマクラで簡単に語られていますが、上方ではきっちり一席の噺となっています。
代々米朝一門の噺だそうですが、東京では歌武蔵さんが演じています。

【原話】
上方落語でして、東京には三代目圓馬師が移植しました。

【ストーリー】
すってんてんになった男が酒の勢いも手伝って、道を聞いた田舎侍にからみ、悪態をついたあげく、かーっと、痰をはきつけました。
怒った侍、「許さんぞ、そこ動くな。エイッ」と腰をひねると、ずばーっとみごとな胴斬り。

切られたほうは、胴体がポーンと用水桶の上に載って、足だけが、ひょこひょこ、むこうに行ってしまう。
斬られた男のよめはんが、家に連れ帰られた二つになった亭主をみながら、
「この人五体満足でも食いかねてるのに、これからどうしたらええのやろ、」
と心配するのを、世話好きの友達が就職口を世話してくれます。

上半分を風呂屋の番台に、足だけを麩屋の麩踏みの職人として奉公させます。
麩を作るとき、ひたすら脚で麩を踏むのだ。それぞれに適所適材で、
双方の雇い主からも大いに重宝されたました。

兄貴分の勧めに従い就職し、しばらくの時が過ぎた頃、兄貴分が様子を伺いに行くと、
銭湯、蒟蒻屋ともに「いい人を連れてきてくれた」と重宝している様子です。
ただ、働いている当人たち曰く、
上半身「近頃目がかすむから、三里に灸をすえてくれ」
すると、下半身は
「あまり茶ばかり飲むな、小便が近くていけねえ」

【演者】
色々な噺家さんが演じています。東京では特に三遊亭歌武蔵師が得意にしています。
三代目小圓朝師も演じていました。
【注目点】
この噺で不思議なのは、下半身がどういう風にしてはなしをしたのか?
という事ですが、噺家によっては危ない描写を入れる人もいます。
どういうのかって・・・それは想像してください。
下半身で口がきけそうな処ですww

『能書』
江戸時代、諸大名の蔵屋敷が軒をつらねていて、諸国の侍がうろうろしていました。
町方の手のはいりにくい蔵屋敷の中間部屋が、ばくち場になっていたそうです。

『ネタ』
落語でなければ出来ない噺ですね。この噺や「首提灯」等剣術の達人が出てきますね。
刺されたり切られた方に伺うと、その時は「ひやっと」するらしいですね。
私も包丁で結構派手にあちこち切っていますが、その時は痛く無いですね。
次の瞬間それなりに痛くなってきますが……。
特に五代目小さん師がこのような噺を演じると切るシーンが凄かったですね(気合とか)

img094今日は昨日届いた「東京かわら版」」8月号より書いてみたいと思います。

表紙はご覧の通りですね。」
・落語と私、私と落語は、作家の童門冬二さんんです。
何でも普段から落語のセリフを言って人を楽しませているのだとか・・・これある意味周りの方が落語好きでないと
スベリますよねw
・インタビューは三遊亭歌武蔵師です。
相撲界の事や自衛隊の事を話しています。落語界での恩人は小朝師だそうです。
独演会の進めや「皿屋敷」のアドバイス等世話になったそうです。
・地域寄席の紹介は、船橋師馬込町の念々寄席で、大念寺というお寺で開かれています。入場料は300円と安い
・本日のお題は、「応挙の幽霊」です。掛け軸から幽霊が出て来て酒盛りをする噺です。
・堀井ちゃんのコーナーは”らくごカフェ”の会派別のネタ帳ですね。それぞれ特徴があって楽しいです。
堀井ちゃんと云えばTwitterでは連日東京ディズニーに出かけていますね。
各施設の待ち時間とかツイートしてくれてますが、体力は大丈夫なんでしょうか?

・演芸の時間 では、寄席の夜席のいりの悪さを寺脇研さんが書いています。末広亭の夜間割引を評価してます
が、浅草は以前からやってますぜ!
我街の師匠、小袁治師を褒めてくれてます。
・若手の紹介は芸協の夢吉さんです。この人宮治さんと並んで期待の星です。注目していて下さい。
・ニュースは8/5の圓朝まつりと、9/11から襲名披露が始める平治師が文治襲名を記念して
8/19の13時から花園神社から末広亭までお練りをするそうです。
出かけられる方は是非!

後は三枝師の六代文枝襲名の事が写真入りで紹介されています。

・小満ん師のファンの方へ、師の4枚組のCD「江戸景色」が発売されました。
演目は、1,寝床、明烏、2,時そば、長屋の花見、3,鰍沢、鰍沢供4,金魚の芸者、天災
となっています。「鰍沢供廚浪話殘朧ぬ錣虜遒了安衄犬如◆峅峅弌廖峺絏函廖崙獣祺亜廚世修Δ任后
小満ん師は自身の独演会では以前から演じていました。
喬太郎師からの寄稿文もあり7000円でソニーミュージックから発売中です。

今月はこんな処で・・・
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jpg large今日は取り留めの無い事を書いてみたいと思います。

今日の写真は、昨日葛飾区が公表した、堀切水辺公園からスカイツリーを望んだ景色の写真です。
当然、去年のものです。
今年は一昨日やっと、この水辺公園で一番花が咲いたと言う報告がありました。
菖蒲園は未だ咲く気配もありません。
こりゃ、相当遅れますね。
例年なら、6月の10日前後が見頃ですが、今年はかなり遅れますね。
私が子供の頃は見頃は15日頃か第3日曜の頃でした。
温暖化の影響か少しずつ速くなりまして一昨年は6月の始めですでに見頃でしたね。
ですので昔に戻ったと思えば良いのですが、ちゃんと咲いてくれるか、それが心配です。

で、落語の話を・・・
昨日のTwitterで志らく師がこの様なつぶやきをしました。
全文を載せます。

立川志らく ‏@tatekawashiraku
拡散希望。もう一度公式宣言。志らく個人は芸術協会の寄席には出演しません。談志に対する名誉回復並びに正式な謝罪、そしてゲストとしてしかるべきギャラの提示があって初めて交渉の席につきます。芸協のプログラムでは客がこないから出してあげるという失礼な寄席側の態度は遺憾です。

と言う文面です。
どういう経緯があったかは知りませんが、寄席に出ないのは残念ですね。
個人的には、志らくさんこそ一番寄席に出て欲しいんですがね。
まあ、きっと立川流四天王と云われてる方は出ないのは折込済みなんでしょうね。席亭も芸協もね。

でもね、芸協は少しずつですが変わってきています。
若手がヤル気になってます。高座を見りゃ判ります。
問題はおじいちゃん達の下、この層にいるベテランをどうするか?です。
いい噺家さんもいますが、どうしようも無い方も居るのです。
この人達を定席から追放できるか、あるいは無気力高座をしたら当面出入り禁止にするとかしないとイケませんね。

芸協ばかりではありません。落語協会だって安閑とはしていられないです。
一昨日の花緑さん。
お弟子さんも沢山抱えていますが、師匠があの調子では・・・・
TVでやってる「すべらない話」ですか、あんなものですよホント、情けないです。
それに三平、正蔵兄弟の事もそうですしね。
正蔵さんは逃げなければ何とかなると思うのですが、三平さんは重症ですね。
一平時代は下手なりに一生懸命に汗をかいて熱演していたのがまだ、良かったのですが、
今はどうしようもありません。
父親のそっくり劣化コピーでは将来は無いですね。
早く目覚めて欲しいです。

取り留めの無い事ばかり書いて仕舞いました。今日はこんな処で・・・

120522_1332~01一昨日買った「はなしか」1000圓なり。ちと高い!ww
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今日は歌武蔵師の「犬の目」と圓蔵師の「鰻の幇間」の二本を上げました。
私にしては珍しく両方とも動画です。
キャプチャーカードを持っていないので、両方とも転載です。

映像を見ると歌武蔵さん少し若いですね。
つまりソレぐらい前だと言う事です。
「犬の目」だとか「元犬」なんて結構好きですねえ。

もう一本は、圓蔵師の「鰻の幇間」です。
コレも某所からの転載です。もっと長い動画(他の噺家さんも入っていた)
からこの噺だけカットしてエンコし直して上げました。
RAKUGO1さんのおすすめマイリスに書いて有ったので上げてみました。
「鰻の幇間」はこれで、文楽、柳好、権太楼と圓蔵、三人になりましたね。
圓生師が無いのですねえ。あれは百席に入っていましたね。
圓生師としては、普通の出来でしたね。
文楽師がカットしてる処を演じているのが良かったですねえ。
動画のチェックが甘くなったのか、著作権法の改正と関係があるのか?
わかりませんねえ。

今夜は地元で「あやめ寄席」と言うのがあります。
小袁治師とY新聞販売店の主催です。
出演者は、司会、小袁治 鈴々舎やえ馬、春風亭一朝、古今亭八朝
     桂才賀、古今亭志ん馬、と結構豪華です。
まあ、一朝師以降は大喜利かもしれませんね。時間的に無理だし。
いつも抽選で、景品も当たります。
殆どは出演者の色紙か手ぬぐい、扇子のたぐいです。
たまに、CDとかDVDとかもありますけどね。今日は何かな?

33442d76.jpeg今日は、三遊亭歌武蔵師の莨の火をあげました。
但しノイズが載っておりチョイト聞き苦しい。
随分加工して見たのですが、ノイズを消すと師匠の声まで変わってしまう
ので、そのまま使いました。
おなじみのマクラを振っているので、やや時間が長くなっています。

この噺はバリバリの上方落語で、故文枝師でよく聞きましたし、テレビ等で拝見もしました。
八代目の林家正蔵(彦六)師も生前よく演じていました。
正蔵師は旦那を新橋の大旦那としていました。(私の記憶では)
歌武蔵師は”奈良茂の旦那のお兄さん”としています。
たしか、上方でもこの設定で演じる方が居ましたよね?思い出せないのですが、聞いた記憶があります。
 正蔵師のちょいとゆっくりしたリズムが旦那の歩くテンポと重なって、結構良かったと記憶しています。

忠臣蔵の噺ですが、音源として初代馬の助師の「七段目」と「権助芝居」がうp出来そうです。また楽しみが増えましたね!


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