はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

三遊亭圓丈

「茶金」またの名を「はてなの茶碗」

680今日は「茶金」です。上方では「はてなの茶碗」ですね。

この噺は、1812年十返舎一九の「世中貧福論」の中のエピソードが元になっていると思われます。
明治期に東京に移植されています。かの名人円喬師の得意な噺で、師の圓朝師より上手かったと言われています。それは圓朝師は圓喬師程上方弁が上手く無かったからだそうです。

戦後は志ん生師が得意にしていた他志ん朝師や馬生師等色々な噺家さんが演じます。
上方では米朝師でしょうね。次が吉朝師と枝雀師でしょうか、兎に角東西、色々な噺家さんが演じています。

あらすじを極々簡単に書きますと・・・・・・
江戸出身の油屋が、清水の茶店で、有名な道具屋の茶金さんが店の湯飲をまじまじと見てため息をついたことから、その湯飲みを持ち金をはたいて(二両で)譲ってもらいます。

それを、茶金さんの店に持って行って高く買ってもらおうとするが、無価値の数茶碗だといわれて仕舞います。
じゃあ茶金さんが店で頭をかしげたのは水が漏るからで、いいものだからではなかったと言う訳を知ります。
茶金さんは責任を感じ、「二両で自分の名前を買ってもらったようなもの」と、その茶碗を油屋から一両付け加えた三両で購入することにし、この金を持って親元に帰って孝行するように諭します。

その話を公家の方にお話をすると、興味を持ち、茶碗を見て歌を詠んだので、価値が出て千両で売れます。
そこで茶金さんは油屋を呼んで、三百両を渡します。
後日、再び油屋がやってきて十万両の儲け話だという。何を持ってきたのかというと、水瓶の漏るやつだった。

志ん生師の怪しい上方弁で聴くのも良いですし、大御所米朝師で聴くのも良いでしょうね。
志ん朝師ですが、上方の噺なのに、登場人物全てが江戸弁で話しているのが面白いのですが、
茶金さんの決めセリフだけが京都言葉で発せられるので印象に残ります。演出がひかりますね。

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浅草演芸ホール7月上席9日目

main_photo_shimanrokusen昨日は休みだったのでひと月ぶりに浅草に行きました。

実はあまり具合が良くなかったのですが、午前中に用事をこなしてるうちに「行けるかもしれない」と思い、夜席ならよかろう?と予定を立てました。

駅に3時半頃に行ったら、寿町行きのバス(浅草寿町の事です)が丁度来まして飛び乗りました。
途中、なんて事は無かったのですが、5月28日にスカイツリーが開業してから、途中の路線が変更されまして、
従来は、亀有--堀切--墨田--東向島--向島--本所吾妻橋--浅草と行ってたのですが、この内、東向島---スカイツリータウン--本所吾妻橋、と変わりました。時間にして15分余計に掛かる様になりました。

暫くぶりで通った押上のあたりは車も人も一杯でした。えらい変わり様です。

浅草は「四万六千日」で大変な混み様です。雷門のあたりは溢れかえっていました。
さて、そんな事がありましたけどちゃんと演芸ホールに着きました。
え、お参りですか、しません!
一年間に何回浅草に来るか、わざわざ今日の様な日は寄りません!
何回じゃ無く何十回ですね。月に2回プラス妻の実家ですから大変な数です。前の日も実は来ましたしね!

演芸ホールに入ると、前座の辰じん君が「狸札」を演じていました。
前座とは思えない出来ですね。メリハリもきいていて良かったです。
前座だから仕方ないですが、お客と呼吸を合わせられれば、最高でしたね。

次が、ぬう生さんで「浮世床」でした。前から思っていたのですが、この方4代目三木助さんに似てる様な気がします。自分だけでしょうが・・・(顔だけですよ)

そして、この時間に行ったお目当ての白酒さんで、「町内の若い衆」でした。
マクラで「四万六千日」でお参りする人は年寄りが多いので、そんなに長生きしないだろう、とか毒を吐いて、
お客を乗せて噺に入ります。この辺はさすがですね。
可笑しかったのは、女将さんは酒と煙草で声がやられて、野太い声になっていて、皆驚くという設定が笑えましたね。これだけでも来た甲斐がありました。

遊平かおりさんの漫才の後はひな太郎さんで、「強情灸」です。ひな太郎さんも「病み上がりの舟木一夫です」というフレーズでお客を掴んでから噺に入ります。
その次は、さん吉さんでしたが、漫談と思いきや、なんとちゃんと噺をしました。
「高砂や」でした。何年ぶりだろう、落語を聴いたのは・・・・
さん吉師はよく浅草に出ますので、本当に沢山聴いてます。いや〜久しぶりでした。

小圓歌姉さんが粋な喉を聞かせてくれます。今日は「両国八景」をたっぷりとやりました。
ほぼ、フルかも? ここまでやるのは珍しいですね。

次は本来はこぶ蔵くんでしたが、代演で錦平さん。」ある意味ラッキーかも?
演目は「壷算」でした。誰かより良かったです。

文楽師が「六尺棒」でした。
このあたりから、具合がまた悪くなり、仲入りで帰る決断をします。
正楽師は時間があったのか、「相合傘」「松島」「パンダの赤ちゃん」「ほおずき市」「白鳥師匠」と5つ切りました。
特に「白鳥師匠」は高座で話してる師匠の後ろで白鳥が羽ばたいてる、という見事な出来でした。

仲入りの圓丈師は個人的には久しぶりの新作で白鳥師作「シンデレラ伝説」でした。
白鳥師でも聴いた事ありますが、久しぶりでくすぐりも新しくなっていました。
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でここで帰宅しました。帰りもバスに揺られて、スカイツリーを見ながら帰宅しました。続きを読む

圓丈師の「居残り佐平次」と笑福亭たまさんの「青菜」

今日は、圓丈師の「居残り佐平次」と笑福亭たまさんの「青菜」です。
先日放送された堀井ちゃんの落語らいぶ2010からです。

たまさんて初めて聴いたけど、パワフルですねえ。
何と言うか最近の若手芸人のコントを見てる様でした。
こんな落語も有るのですね、また落語の世界が広がった気がします。

もう一つの圓丈師の「居残り」ですが、
先日の落語会の出し物ですね。
興味深かったので上げました。圓丈流になっていますね。
面白いですね!
鳳楽師がわりと古典そのままだとすると、
対照的な高座だったのでしょうね。

昨夜、生放送が有ったのですね、今日は無いと思って
最近睡眠不足なので、10時半に掲示板を確認して寝てしまいました。
そのすぐ後だったとは・・・orz

明日の予定は、馬桜師の「あたま山」です。
これは面白いです! ご期待を。

菖蒲園の桜もほころび始めました。

三本上げました

今日は、桂文治師「道具屋」 三遊亭圓丈師「豊竹屋」と東京ボーイズの
三本を上げました。
いずれも週末から月にかけて放送された音源です。
桂文治師の「道具屋」は私が以前録音したモノと同じ音源でした。
NHKの音源とのことなので。枕がカットされてるんですよね。

豊竹屋は圓丈流になっていましたね。
これも楽しいですね。
六代目とはエライ違いますが・・・

東京ボーイズはコミュに登録しておくべきだと思い上げました。
youtubeに五郎さんが元気な頃の音源がうpされていますね。
こちらは最新のを・・・

ragikoの録音ソフトが早くも出ていますね。
http://koukaijo.seesaa.net/ で入手できます。
でもこれって、大阪の情報も表示されるんだけど、録音はダメそう。

追伸・・・やってみた処、やはりダメでした。
     関西の放送が録音出来れば面白かったんですがねえ・・・
     以前、namさんが聞きたがっていた「憧れの甲子園」も
     朝日放送だかで、放送されているんですよね。
     その録音がShereとか言うんですか、P2Pで流れているんです。
     私はP2Pはやらないので聞けませんが、関西のラジオを聞けたら
     又、聞く機会があるのでは無いかと思うのです。
     串をさせば何とかなる様ですが、ウチの場合串をさすと
     遅くなってしまうので、ダメですねえ・・・
     その内何とかなるかしら?







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