らくご はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

柳家小さん(五代目)

夏泥さんに入って欲しい?

031


え〜暑いですねえ〜毎日書いてる気がしますが、もう早くもうんざりです。
湿気が多いのが参りますねえ。
で、今日は「夏泥」です。こないだ南なんさんで見ました。
いい味出してたなぁ〜。段々笑いが多くなる噺ですねえ。
「置泥」と言うらしいです。そういや聴いた事あった様な・・・
元々は『打飼盗人』という上方落語の演目で、大正末期に初代柳家小はん師が東京に移植したそうです。
粗筋は・・ ・夜中に、まぬけなこそ泥が長屋のきたない家に忍び込む。中で寝ていた男に金を出せと脅すが男は一向に動じない。
あいくちで脅すと、「さあ殺せ」という。男は大工で道具箱を質に入れてしまって仕事に出られず、生きていてもしょうがないから殺してくれという。
こそ泥は質料2円を男に渡し、道具箱を受け出し仕事に行けという。大した泥棒じゃないと見破った男は利息が3円ついているといいまた金をせびる。そして、着物の質料3円、食い物代も1円せしめる。
あげくの果てに家賃が5つ分溜まっていて払えないから殺してくれという始末だ。
仕方なく泥棒は残りの持ち金の11円まで男に巻き上げられてしまう。
すっからかんになった泥棒が帰ろうとすると男が呼び止める。
泥棒 「ふざけんな、この野郎。まだなんか用か」
男 「すまねえ、季節の変り目にまた来てくんねえ」
ここを「晦日に来てくんねえ」と下げる場合もあります。

そここそこ金を持ってると言うのはちゃんと仕事もできる泥棒なんですね。
この場合は男のほうが一枚上手なのか、泥棒がお人好しなのかですね。

。柳家小さん(五代目)は、煙草入れを忘れていった泥棒を男が追いかけて行って返そうとするところでサゲています。こちらの男のほうが少しは良心的?かもしれません。
とにかく楽しい噺ですね。




続きを読む

落語昭和の名人 完結編

13c064f1.jpg昨日は、”落語昭和の名人 完結編 五代目柳家小さん”が
発売されました。
演目は、「石返し」「萬金丹」「看板のピン」です。
「看板のピン」は寄席でも放送でもよく掛かりますね。
三代目の三木助師が壺を振る仕草が本職だったので、
大変上手かったそうですね。

「萬金丹」は最近は放送では掛かりませんね。
長いからか、あるいは「萬金丹」と言う薬の名前がピンと来ないからか?
噺は、「二人旅」と「蒟蒻問答」を併せた様な噺です。
まあ、放送で掛かるネタって限られていますからね。

最も耳にしない演目が「石返し」ですね。
”石返し”が「意趣返し」の地口オチだと分からないと、
全く面白く無くなってしまう噺です。
そのせいか、寄席でも落語会等でも中々聴けない噺ですね。
実は私も小さん師匠の音源以外聴いた事ありません。
談志家元が「談志百席」で演じていますが、それだけです。
談春さんなんかやりそうですがね(^^)
聴いておく価値はあると想います。
音源は全てTBSの放送音源ですね。
マクラから違いますね。
物売りの説明のマクラではありません。
私の所有している音源とは別音源でした。
このシリーズはレア音源を使うのかな?
何か徳した気分ですね。

本の方は、川戸貞吉氏が書いています。
嫌いなので、読みません(^^)なんてww

野菜(葉物)の騒動の次は水ですか、
皆さん買いだめに走ってますね。物凄い!
私のウチは買いません!キリないしね。
私の母親は甲状腺腫瘍で手術していますので、
どの様な病気かは知っているつもりです。
たとえ病気になっても、今は完治します。
普通のガンとは違うんですよ!
転移も殆どしませんしね。
水を買えなかった方にどうしてもと言うやり方。

完全に消毒した入れ物(ペットボトル等)に水道水を入れ、
冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫で保存した場合一週間は持ちます。
8日たったら、出して一応煮沸して、飲用します。
これでOKです。
葉物も茹でて、冷凍して8日間以降に出して食べます。
昨日、ある主婦の方が「ほうれん草、安いわ〜」と言って
山ほど買っていました。w
「一週間後に食べればいいんでしょ?」
そう言ってルンルンで帰っていきました。w
やるな!

ほうれん草も、新聞紙にくるんで、水に濡らしビニール袋に密封して
冷蔵庫の野菜室に入れておくと、一週間は持ちます!
これは、絶対!
料理人の知恵です。安い葉物を見かけたら、お試しを!(^^)

追伸・・・24日発表された金町浄水場のヨウ素の値は79で、
     基準値以下でした。
     みんな、パニックになりすぎ!
     先程買い物に行き、茨城県産の野菜が驚くほど安く売って
     いたので、買いましたw
     この↑方法で保存完了!
     でも凄いパニックで、水がなければ、お茶やジュース等
     奪い合いで買っていました。
     オカシイでしょ!
     皆金持ちなんだな! 

小さん師匠の「石返し」

da22c35a.jpg
今日は小さん師匠の「石返し」です。
今では珍しい噺となってしまいましたね。
もうこのタイトルの「石返し」が通じなくなっていますね。
「石返し」=「意趣返し」の言葉遊びなんですよね
この前若い人に聞いたら通じませんでしたw
「意趣」と言う言葉がもう分からない。
まあいわゆる「遺恨」なんですがね。
そんな訳で聴く機会も少なくなりました。
CDでは談志家元が残してくれていますね。
後、可楽師匠のCDもヤフオクで買える様ですね。
私もこの噺は録音で聴いたのみです。
そんな長い噺では無いので、寄席等で掛かる長さなんですが、
いかんせんもう通じ無い噺として扱われているのでしょうか?
だとすると、少し寂しいですね。

この噺の速記は小さん師のが殆どだと思います。
小学館から出ている「昭和の名人・完結編」で小さん師のこの噺が載りますが、一足早くうpします。w  
1979.04.26 安田生命ホールでの録音です。
今の処、結構貴重かも・・・
期限は何時ものように一週間です。

http://firestorage.jp/download/582c6f1dba2505021fa4db31f257512f744f226a

柳家小さん師匠の「夏泥」

今日は、柳家小さん師匠の「夏泥」ですもちろん五代目w
かなり若い頃の録音です。50代後半か60代前半か油の乗り切った頃ですね。
迫力がありますね。
ニコには文左衛門さんの「夏泥」の動画がありますが(私がうpしたのですがw)小さん師匠の方が豪快に演じていますね。
文左衛門さんのキャラだと、もっと豪快に演じてもよさそうですね。

金馬師匠の「てれすこ」が無くなってしまったので、
うpしようと、自分の音源からPCに録音していたら、
途中でテープがからんでおじゃんになりました。
そのうち探してみますw

昨夜も生放送ありましたね。昨夜は寸前で気が付き、参加出来ました。
調べたら、「てれすこ」は二代目円歌師がCDを出していますね。
そちらの方も聞いてみたいですね。

小さん師匠の「家見舞」

今日は小さん師匠の「家見舞」です。
小さん師匠の「家見舞」って実は生で聴いた事ありません。
CD等は発売されてる様ですね。
この録音もそうかな?
なんせ知り合いから戴いた音源なのでw
同じく小さん師匠で「藪医者」なんてのもあります。
葛飾の図書館には、小さん師匠と米朝師匠のDVDはそろっています。
しかし貸出は一点のみなのでちと辛いw
米朝師のはあらかたうpされていますね。
動画は良いけど削除の対象になりやすいので、考えてしまいますね。

windows7に乗り換えて、一週間たちましたが、
少しずつなれてきました。
残念なのは、ファイルを階層ごとに開いていく時に
「上に戻る」という表示がないんですよね・・・・
XPではよく使っていたので、少し不便かな。

柳家小さん(五代目)師の「将棋の殿様」

今日は予告通り柳家小さん(五代目)師の「将棋の殿様」を上げました。
あまり演じ手のない噺だそうです。
現在では、喜多八さんの録音が有ります。
また入船亭扇遊さんが演じた記録も有る様です。
前の世代では三代目金馬師の速記も有るとの事。

いわゆるストーリー重視の噺では有りません。
ばかばかしさを楽しむ噺ですね。

初代三笑亭可楽(1777〜1833)が十一代将軍家斉(いえなり)
の前で演じたのがこの『将棋の殿様』という言い伝えもあるとのこと。

小さん師匠って特別可笑しい表現をしていないのに、可笑しいです。
さすが名人ですね。
この噺の殿様と「蕎麦の殿様」は同じ人物の様な気がします。
「盃の殿様」や「ねぎまの殿様」とは違うきがします。

明日は三代目金馬師の「長屋の花見」を上げます。
ニコに上がっているのは、namさんが昨年春寄席で上げてくれたSP版
だけの様なので有っても良いかなと。



 
最新コメント
記事検索
月別アーカイブ