らくご はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

林家彦六

今日は八代目正蔵師の命日

fa087b95.jpg今日は八代目正蔵師の命日です。
他には四代目志ん生師の命日でもありますね。
四代目志ん生は鶴本の志ん生とも言いますね。
四代目志ん生師の事はよく知らないので、八代目正蔵師について。

子供の何回かは高座を見ました。正直当時は聴き難い師匠だと
思っていました。神経を集中しないと効き難かったのです。
今、改めて聴いてみると、中々どうして、味の在る口調ですよね。

晩年、正蔵の名を返上したのですが、
正蔵の名前の変遷を調べていくと、海老名家に返上しなくても・・・・
と言う疑問も湧いて来ます。
海老名家は本来は小三治の名を持っていたのですよね。
その名前を取り上げられて、仕方なく正蔵を名乗ったのですから、
コレも借り物と言う訳です。
まあ、この研究に関してはWEBでも沢山の方が書いていますので、
ここでは書きませんがね。(^^)

それよりも正蔵師匠を偲んで、噺を聴きましょう!

http://firestorage.jp/download/cd04b09278eb360041b78e2716f7346fac9f27e5

演目は「山崎屋」です。期限は何時ものように、一週間です。

八代目林家正蔵師の「耳なし芳一」

今日は八代目林家正蔵師の「耳なし芳一」です。
この噺は怪談噺ではなく師匠得意の文芸物に入るのだそうで、
余り聴かれませんでしたね。
噺そのものは、小泉八雲の「怪談」と同じ筋です。
私たちが子供の頃からさんざん聞いた話ですね。

昨日上げた談志師匠の動画に一般では酷いコメントが付いています。
コミュでは逆に褒めるコメントばっかで、面白い!
でも、貶すにしても落語を聞いているならモット粋なコメントを投稿しろw

私自身は談志師匠はイリュージョンを言い出してからの高座は、良くないと思っています。もっと言うなら従来の「落語」では無いと思います。
あれは談志師匠そのものを語っているのであって、落語を語っているのでは無いと思います。
その意味ではうpした音源の頃が一番良かったかな!
ま、反論もありましょうが・・・・個人的な意見です。

噺家を離れた師匠は一種の評論家とかコメンテーターとして見ると、
そこら辺の評論家は束になっても敵わないでしょう。
堀井ちゃんでさえもね。

コメントをくださったら返事を書くのですが、
お席亭、わざわざ生放送の予定を知らせて下さって有難う御座います。
ちゃんと金曜の晩はPCの前にて聴きのがさない様にしますw

ステテコ誕生の話し

昨日は彦六師の命日だったので、沢山の噺があがりましたね。
私なんか聞く一方なので嬉しいです。
特に「ステテコ誕生」は、あらすじとタイトルは知っていましたが
聞いたのは初めてなので、嬉しかったですね。

噺の中で噺家達が圓朝師の家に抗議に行く処がありますが、
小島貞二氏の著書によると事実だそうですね。
そのくだりを・・・
 ある日13人の落語家が圓朝宅に押しかけて来た。
 中には柳橋、志ん生、玉輔と言う圓朝と対等の大真打まで混じっている。
 事前にそれを察知した圓朝は酒肴を用意して、問題の円遊を侍らせて
 一同の顔を見るといきなり
 「まあまあ皆さん、一つゆっくりやって下さい。ここにおります円遊も
  看板は」上げましたが、まだまだ芸が未熟なので、ステテコなんぞと
  言う下らない事を演っています始末で・・・どうか皆さん、
  こののちともお目を掛けられて、ひとつお引き立てをねがいます」
 こう逆手に出た。一同すっかり調子を喰らって、なにも切り出せず
 帰って行ったと言う・・・

当時は人情噺中心だったので、大問題になったそうですね。
それにしても、RAKUGO1さんは凄いですね。
集中してうpする所が凄い!
私なんかとても及びませんね。
ホント感謝ですねえ・・・・
と言う事で今日と明日はおやすみします。
明日はココの更新も休みます。
また2月に!

昔のSP版

二日ばかり更新を休んでしまいました。すいません。

昨日は、SP版の音源を上げました。
志ん生「亭主関白」 彦六「チップ一万両」の二本
それと、馬生師で「干物箱」です。

志ん生師のSP版は資料によると二枚しかないそうで、
戦前あまり売れなかったので、吹き込みも少なかったそうです。
昔は”まっちかく”な芸だったと言う師匠ですが、
なんとなくその辺が彷彿とさせられます。
でも、若い頃から売れていた文楽師もSP版は一枚だけだそうで、
この辺は面白いですね。

彦六師の「チップ一万両」はチョット珍品かもしれませんね。
元々あった小噺に手を加えて、女性を登場させたりして面白いです。
彦六師が蝶花楼馬楽の頃の録音で、晩年とは違い口調が速い!

馬生師の画像に使った写真は1999年の「東京人」からです。
横井洋司さんの撮影で1980年のありし日の姿です。

今日は、市馬師で「のめる」です。
所沢の藤吉さんと言う落語史上最も有名な詰め将棋の名人?が噺に出て来ます。この噺も私が子供の頃にはよく聞きましたが、
最近は余り高座に掛かりませんね。

明日は、昨夜生放送で話題になった、
五代目小さん師について書こうかな?




三本あげました

今日は春風亭小朝師と桂文朝師、それに彦六師の三本をあげました。
小朝師の「星野屋」の録音ミスのお詫びで、「目薬」」等を・・・
また、福郎師はにこにこ側の変換ミスで、最後のオチが切れてしまいました。
今後、最後がぎりぎりの音源は、気をつけなければ。
三本目は彦六師で「化け物使い」を、これもう上がって居た様な気がしてましたが、まだでしたね。
三木助師の「道具屋」も在ると思い検索したら、在りませんでした。
明日にでも上げよう・・・
 最近、生放送に参加出来ないので、コミュの空気がいまいち読めなくて、
勝手なうpをしています。
 
 暑い日が続きますので皆様、お体には御注意を・・・つて自分の事だったりして・・・
 
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