名車ブルーバード510
昨日日産のラインナップから「ブルーバード」の名が消えました。昨日更新しなくて、いきなり車の話かよ。とお思いでしょうが、
今日は私の愚痴につきあって下さい。
子供の頃はそこら辺の子供と同じく、車や電車が好きな子でした。
でも1967年に登場したブルーバード510は衝撃的でした。
三角窓を無くした、「スーパーソニックライン」と呼ばれる直線を活かした丹精なスタイルや、
当時珍しかったOHCエンジン。
そして何よりも当時のBMWと同じ構造を採用したセミトレーリング式の後輪の独立懸架装置。
ドラム式が当たり前だったブレーキもディスク式を採用して、まさに世界に誇れる名車でした。
心がトキメキましたね。そして、やがては「絶対ブルーバードに乗ってやる」と思う様になりました。
年長して免許を取った頃は排ガス規制で車は牙を抜かれた狼の様な様相でした。
それでも親を説得して、810と呼ばれるブルーバードを買いました。(上の写真と同型)
これは走りはSSSの名に値しませんでしたが、それでもブルーバードに乗ってると言う満足感はありました。
そこから横道にそれて、ブルーバードは乗らなかったのですが(オースターと言う車種に乗ってました)
三代目に買った車は全額自費で買ったので、U11と呼ばれるブルーバードを買いました。
これはブルーバードとしては初のFFでしたが、それでもSSSに乗ったと言う満足感はありました。
これは結構長く乗りまして、独身の頃、妻とドライブにも行きました。
ペーパードライバーだった妻に運転を教えたのもこの車でした。
思い出の多い車でした。
その後はワゴン等ファミリーの車に変わりましたが、何時もブルーバードの事は思っていました。
先代になりましたが、名前がブルーバードシルフィと変わって、事実上ブルーバードの時代は終わったのですが、今回そこから、シルフィと変わり完全にブルーバードの名は消えました。
ブルーバード、楽しい思い出を有り難う・・・貴方の事は永遠に忘れません。
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