今日は志ん生師の「探偵うどん」です。
画像で叔父さんがなにやら吹いてるのは気にしないで下さい。のれんにちゃんと「うどん」と書いてあるので・・・
元々は『警察うどん』という上方落語の演目だったそうです。
また、仮名垣魯文という人の作の非常線」が元と言う説もある様です。上方では桂七福さんが演じてるそうです。
あらすじは・・・・・
明治時代、刑事が探偵とも呼ばれていた頃。
本所深川で通行人が財布を盗られる事件が発生します。警察は非常線を張りますが、
泥棒はなかなか捕まりません。
夜になり、屋台の夜鳴きうどん屋が通りを流していると、一人の男から声をかけられます。
男はうどん屋の服を着て屋台を担いでみたいとお願いしてきて、半ば無理矢理、うどん屋の主人から衣装と屋台を借ります。
男はうどん屋の出で立ちで本所深川の非常線から出た後、一緒について来ていたうどん屋の主人に屋台と衣装を返し、お礼を出そうとしますが、うどん屋の主人は金など受け取れないとつっぱねるが、
男は自分が泥棒であり、うどん屋のお陰で警察から逃れられたお礼だと明かします。
それではとうどん屋の主人は、自分のうどんを一杯食べて、それに金を払って欲しいと云います。
そして、うどん屋が何とか一杯うどんを食わせようとしたが、盗人はうどんが嫌い。
しまいには口論になって、うどん屋は「何とかして、いっぺえ食わせてみせる」といって自分は刑事だと述べて、盗人をつかまえます。
「刑事?ああ、とうとういっぺえ食わされた・・」
とまあ他愛無い筋ですが、当時、明治の雰囲気が良く出ている噺だと思います。
「非常線」等当時としては新しい言葉が新鮮に感じたのでしょうね。
泥棒が歩いたのが、本所から吾妻橋を渡ったあたりで、犯行を行ったのが江東区の高橋と言う事ですね。
高橋と言うのは小名木川に掛かる橋で、そのあたりの地名にもなっています。
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画像で叔父さんがなにやら吹いてるのは気にしないで下さい。のれんにちゃんと「うどん」と書いてあるので・・・
元々は『警察うどん』という上方落語の演目だったそうです。
また、仮名垣魯文という人の作の非常線」が元と言う説もある様です。上方では桂七福さんが演じてるそうです。
あらすじは・・・・・
明治時代、刑事が探偵とも呼ばれていた頃。
本所深川で通行人が財布を盗られる事件が発生します。警察は非常線を張りますが、
泥棒はなかなか捕まりません。
夜になり、屋台の夜鳴きうどん屋が通りを流していると、一人の男から声をかけられます。
男はうどん屋の服を着て屋台を担いでみたいとお願いしてきて、半ば無理矢理、うどん屋の主人から衣装と屋台を借ります。
男はうどん屋の出で立ちで本所深川の非常線から出た後、一緒について来ていたうどん屋の主人に屋台と衣装を返し、お礼を出そうとしますが、うどん屋の主人は金など受け取れないとつっぱねるが、
男は自分が泥棒であり、うどん屋のお陰で警察から逃れられたお礼だと明かします。
それではとうどん屋の主人は、自分のうどんを一杯食べて、それに金を払って欲しいと云います。
そして、うどん屋が何とか一杯うどんを食わせようとしたが、盗人はうどんが嫌い。
しまいには口論になって、うどん屋は「何とかして、いっぺえ食わせてみせる」といって自分は刑事だと述べて、盗人をつかまえます。
「刑事?ああ、とうとういっぺえ食わされた・・」
とまあ他愛無い筋ですが、当時、明治の雰囲気が良く出ている噺だと思います。
「非常線」等当時としては新しい言葉が新鮮に感じたのでしょうね。
泥棒が歩いたのが、本所から吾妻橋を渡ったあたりで、犯行を行ったのが江東区の高橋と言う事ですね。
高橋と言うのは小名木川に掛かる橋で、そのあたりの地名にもなっています。
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