今日は十代目金原亭馬生師の「花瓶」です。
もちろん黒門町の得意ネタです。
ある評論家が「この噺を黒門町が演じると品格が出て来るから不思議」
と言っていますが、馬生師匠もおんなじですねｗ
品の出ない噺家にはムリな噺なんですねｗ

存命ならば今年82歳ですか。兄弟共々長生きをして欲しかったですね。
名人と呼ばれる様な先輩噺家と同じ高座に立つ事によって、
負けられないと思い、渾身の高座を見せるなんてのは、今は無いのかな？
ミンナナカヨシも悪くはありませんが・・・・

今日は、笑福亭鶴瓶師の「日和医者」です。
昨夜うｐしておきましたｗ

え〜音源は一応76年に ポリドールから発売のLP「上方落語古今十八番集」となっています。

これは、桂文紅師や枝雀師、松鶴師や桂三枝師も入っています。
どうやら、ベテランと若手と言う組み合わせだった様ですね。
調べてもイマイチよく分かりません。

LPのピッチノイズが混入しています。
私も大分LPには凝っていましたが、ピッチノイズなんて出ない様に
綺麗に掃除してから聞いていましたけどねｗ
まあ傷の可能性もありますが・・・

貰った音源なのでこれ以上は分かりませんｗ
でもね、鶴瓶師の入門が74年でしょ？
と言う事は入門2年目と言う事？
声の様子から大分若いとは思いましたが、
二年目なのかな？
そう見ると、下手なのは当たり前ですし、
むしろに二年目でこれだけ話せればマアマアではないかと。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12053768

今日も新作上方落語で、桂南光師の「大黒亀屋」です。
小佐田定雄氏の作で、平成4年のラジオからの録音ですね。
未だ師匠の枝雀師が存命の頃ですね。
最近上方落語が上がらないので、昨日今日と上げてみました。

今日は、久々に上方新作落語で笑福亭たまさんの「ホスピタル」です。
この演目は2007年の「東西落語家コンペ」で一位になった作品です。
音源はラジオからです。
最近変なコメントが湧いていますね。
これはCDではありませんｗ
怪談噺？なんだけど面白い！

たまさんは濃いですねえ〜ｗ
此の様な芸風の人も東京で受ける様になったんですねえｗ
東京の粋をよしとする芸風とは正反対ですね。
最も東京でも最近は違って来てますが・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12036356
ZAkZAKに面白い記事が載っていました。
21日から始まる落協の真打披露興行に向けて新真打に向けた
鈴本の席亭の言葉です。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100907/enn1009071649019-n2.htm

今日は古今亭志ん生の「素人相撲」です。
いつもと違う感じなのは、作成したソフトが違うからです。
フリーのVideoMagic - Basicと言うソフトで作ってみました。
画像や動画、音声を選んで、クリックするだけ。すべてあとは自動で、
余計な事までやってくれます。
で、前後にソフトのロゴが入ったり、
マイビデオなるタイトルまで入るので
コレをカットして新たにムービーメーカーでタイトルを
かぶせて編集しました。
余計に手間が係るｗ
変なカット割なのはそのせいです。
もう使わんｗ
Movie Maker 2.6もフリーズさせない様に作成するコツを何とか
つかみましたので、まあこれかな。

志ん生師匠の「淀五郎」を違う音源で聞いてビックリ！
なんとほぼ同じ語句で噺が進行して行きます。
マクラも同じ！時間もほぼ同じ！
文楽師匠より一語一句違わないと言う凄さ！

以前、文楽師の噺を同じ様に違う音源で聞いた時は、
それぞれ違う語句で噺を進行させている処もかなりあり、
やっぱり高座は生き物なんだなぁ〜と思ったモノでした。

志ん生師匠のあの一見いいかげんな様な高座は芸だったのですね。
凄いです。
この噺からはみじんも感じさせない処も凄い！

今日は柳家権太楼師の「短命」です。
これは、複数音源を持っていまして、その中から選びました。
　昔の噺家のにおいを残している芸人だ　とも聞きます。
昔の芸人ってどの位昔でしょうかね。
権太楼師は何処の寄席でも絶大な人気を誇ります。
出囃子に乗って出て来ると、「まってました！」「たっぷり！」とか
「権ちゃん〜」と黄色い声も飛びますｗ
客の期待を裏切らない噺家だと言う事ですね。

動画の貼り付けが出来ない様なので、リンクを貼っておきます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm12014297