らくご はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

2010年08月

三遊亭圓生師の「永代橋」

0b03fc06.jpgこんにちは、何時までも暑いですねえ。これから夏バテや体調を崩す方が多く出るそうなので、皆様お気を付けて下さい。
で、今日は三遊亭圓生師の「永代橋」です。
圓生百席にも入っている演目です。
さしずめ、三遊亭版「粗忽長屋」ですかねw
ちょっと音質は悪いですけど聞いてみて下さい。
百席より出来は良いと思います。

永代橋の崩落は実際に有った出来事で、
1807年(文化4年)8月19日の出来事です。
雨で深川八幡の祭礼が、雨により順延されていて、そのうえこの日の朝に将軍徳川家斉の実父一橋治済公の船が永代橋の下を通過することになり、通行が禁止されていました。
午後になり祭りの行列が橋を渡り始めると、橋の両側から群集が一斉に
殺到しました。その重みに耐え切れなくなった橋は真ん中から崩落して
しまったのです。その後も両側から群集が押せ押せになった為に
次から次に人々が落ちてしまい、死者900人行方不明1500人以上と言う
江戸時代最大の惨事になってしまいました。

当時は橋の管理や修復もおざなりになっていた様です。
そんな事もあって此の様な惨事が、引き起こされたのでしょう。
写真は江戸時代末の永代橋です。直された橋ですね。

春風亭小朝師の「小田原相撲」 

今日は、春風亭小朝師の「小田原相撲」です。
音源は某局の「小朝がやって来た」からです。
マクラを聞いても解る通り、若貴の時代ですから、
随分前ですねえ。
このネタは本来浪曲根多だったと思います。
「小田原情相撲」と言う題で演じる方もいると思います。
他に落語でこの演題を演じる噺家さんはいるのかな?
小朝師匠しか演じないのかな?
当時の独演会用に作ったのかも知れませんね。
今でも良く作家さん等に新作を書いて貰うみたいですからね。

昨日、娘が「PCの様子がオカシイから見て!」と
仕事中にメールが入りまして、休憩中に見た処、
HDDが逝っちゃってましてねw
このPCつい先日まで私が使っていたヤツでして、
診断ツールでは未だ全然問題なしだったのですがね。
で、仕事が終わった後バイクを飛ばして秋葉にHDDを買いに行きました。
今まではP-ATAのHDDが入っていました。
このPCはS-ATAの最初の頃のマザーでして、
今のHDDも使えるのですが、ツクモで店員さんに聞いたら、
「長い間使っていないと端子が劣化している可能性もありますし、なによりBIOSで認識させても実際は動かない可能性もあります。他のお客さんでも、実際は動かなかったと言う方は結構います。」
と言われまして、結局P-ATAの方を買いました。
もう生産して無いのでしょうね、S-ATAに比べると高い!
でも仕方ありませんね、買ってきて交換しました。
WD製で160Gで4780円でしたね。
S-ATAだと3500円くらいで500Gが買えるのにねw
帰ってきて換装してOSを始め、ドライバー類をインストールしました。
10時頃まで掛かりました。
娘は今年大学受験なので、今はネットで色々行なうので、PCが無いと
不便です。受験料の振込にも使いますしね。
で、結論。診断ツールも余り信用出来ない、壊れる時は壊れるw
誰かが言ってました。
「パソコンはめったな事では壊れないが、チョットした事で壊れる」
その通りですw

柳家小さん師匠の「夏泥」

今日は、柳家小さん師匠の「夏泥」ですもちろん五代目w
かなり若い頃の録音です。50代後半か60代前半か油の乗り切った頃ですね。
迫力がありますね。
ニコには文左衛門さんの「夏泥」の動画がありますが(私がうpしたのですがw)小さん師匠の方が豪快に演じていますね。
文左衛門さんのキャラだと、もっと豪快に演じてもよさそうですね。

金馬師匠の「てれすこ」が無くなってしまったので、
うpしようと、自分の音源からPCに録音していたら、
途中でテープがからんでおじゃんになりました。
そのうち探してみますw

昨夜も生放送ありましたね。昨夜は寸前で気が付き、参加出来ました。
調べたら、「てれすこ」は二代目円歌師がCDを出していますね。
そちらの方も聞いてみたいですね。

三遊亭圓生師の「てれすこ」 

今日は、三遊亭圓生師の「てれすこ」です。
三代目金馬師で聞こうとしたら無くなっていたので、
金馬師も考えたのですが一色違えて圓生師にしました。
「圓生百席」からですね。
實際の高座版ではあるのかしら?
あと、この噺を演じたのは彦六師あたりですかね。
現役では笑三師が寄席でよく演じておられますw
ま、他愛のない噺なのですけどねw
夏のこんな日にはふさわしいなあ〜と感じまして。

昨夜は生放送有ったのですね。
昨夜は家族で「インセプション」を見に行ってまして、
参加出来ませんでした。ガッカリw

実の事を言うと、昨日、蝠丸師で「江島屋怪談」をうpした時に、
昨夜か今夜、お席亭は生放送するんじゃないかと感じていました。
予想が当たったので、余計ガッカリでした。なんてw

で、インセプションですが、中々面白かったです。
チョット編集が悪いかな?
もう少し整理するともっと良くなる気がしますね。
見に行く方は椅子の良い映画館でぜひ!

柳家蝠丸師の「江島屋怪談」

960d94d6.jpg今日は予告通り、柳家蝠丸師の「江島屋怪談」です。
少し音が小さかったかな?
あとニコ動のバグで最後が早く切れてしまっています。
ギリギリ入っているのと、落し噺と違ってサゲに拘らないので何とか
聞けると思います。

蝠丸師は芸協の噺家さんでよく寄席にも出ています。
今回時代劇CHの解説で、実は芸協きっての怪談噺の名手だそうです。
ん〜深くは書きませんが名手ってねえ・・・
無難な出来だとは思いますがw

月曜にも芸協の芝居を浅草に見に行って来ましたが、
芸協の寄席はその日その日で出来不出来が激しいんですよね。
今回は結構良かったですが、前二回はひどかったw
それでも見に行くのですがねw

古今亭志ん生師匠の「水屋の富」

今日も暑いですねえ〜。体力が・・・・
と言う訳で、志ん生師匠の「水屋の富」です。

以前、さん喬師で上げましたが、今日は志ん生師匠で聞いて下さい。
正直、さん喬師のは何か暗かったですね。
よく出来ていたんだけれど、視点が水屋の苦労に焦点が絞られていて、
富籤に当たった喜びがもっと表現されていても良かったのではなかったか、
と思いましたね。
そこいくと志ん生師匠は少し乾いた感じで噺を進めていきます。
水屋さんも、さん喬師より逞しく描写されています。
この辺の感じがサゲに生きていますね。

この噺はサゲが800両取られて安堵すると言う事なので、
聞き手の思いをそこまで持って行かないといけないので、
どうしても水屋さんの苦労に重点が置かれますが、
志ん生師はその辺のバランスも見事ですね。



明日は芸協の現役、柳家蝠丸師の「江島屋怪談」を予定しています。
今輔師とは一味違う蝠丸師の噺を聞いてみて下さい。
 
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