らくご はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

2010年04月

三遊亭圓生師の「廓の穴」

今日は三遊亭圓生師の「廓の穴」です。
正蔵師匠でRAKUGO1さんがうpされていますが、
同じ演題でも、廓噺のマクラや小咄を集めた噺の総称が
「廓の穴」と言った様で、内容は違いますね。
正蔵師匠のも大変面白く聴きましたが、
圓生師匠のも面白いかと思います。

圓生師匠の噺は大分上げてしまっているので、
何かないかと探したらこれが見つかりましたのでね。
最近予告に無い演目ばかりうpしてまして、
少々申し訳ないかなと・・・・
もし、他の方と被ってしまったら申し訳ないです。

三亀松師匠の動画に、「大人のニコニコ落語」のタグがあるのに、
漫談って?と書き込みがありましたが、まあいいじゃ無いですか、ねえ!

もう少し、手持ちで使えそうな音源を探してみます。
それと、「大人のニコニコ落語」ってマイリスの数が多いですね!

志ん生師「五銭の遊び」と三亀松師の粋談

今日は志ん生師「五銭の遊び」と三亀松師の粋談です。
志ん生師の「五銭の遊び」は別名「白銅の女郎買い」と言うそうです。
五銭とは今の大体500円位だとか・・・
噺の中のおでんが200円ですか、安い?
いくら昔でもそんな値段じゃ遊べない訳でね。
一時これを「徳ちゃん」の古い型だと思ってました。
勉強不足ですね・・・

もう一つは、三亀松師の粋談です。
まあ、都々逸漫談とでも言うのでしょうかね。
三亀松師の音源は幾つか有るのですが、これがライブなので良いかなと。
それに長さも丁度良いしね。30分近くあるのも有りますが、
長すぎて、飽きてしまうかと。
それの方がうんとエロいんですがw
さすが、発禁処分を一番受けた師匠だけあってとにかく色っぽいですね。
昔は、落語の必修科目みたいな感じで聞いていましたが、
年を取ると、良さが分かってきましたね。
爺になったと言う事かな?
長いバージョンはまた機会があればと言う事で・・・

権太楼師「町内の若い衆」と五郎兵衛師の「建礼門院」

今日は権太楼師「町内の若い衆」と五郎兵衛師の「建礼門院」です。
権太楼師のは昔の教会の動画からです。
動画で上げたかったんだけどね・・・
我太楼さんの真打興行ですね。こないだ我太楼さん浅草で拝見したばっかりです。何回も見てますがw
この噺は「氏子中」の別バージョンですね。
個人的には「氏子中」の方が艶笑噺ぽいですね。

与太郎が越後に商用に出かけ、
帰ってきてみると、かみさんのお美津の腹がポンポコリンのポテレン。

いかに頭に春霞たなびいている与太郎も
これには怒って
「やい、いくらオレのが長いからといって、
越後から江戸まで届きゃあしねえ。男の名を言え」
と問い詰めても、お美津はシャアシャアと、
「これは、あたしを思うおまえさんの一念が通じて身ごもったんだ」
とか、果ては
「神田明神へ日参して『どうぞ子が授かりますように』と
お願いして授かったんだから、いうなれば氏神さまの子だ」
とか、言い抜けをしてなかなか口を割らない。

そこで、親分に相談すると
「てめえの留守中に町内の若い奴らが
入れ代わり立ち代りお美津さんのところに出入りするようすなんで、
注意はしていたが、四六時中番はできねえ。
実は代わりの嫁さんはオレが用意していて、
二十三、四で年増だが実にいい女だ。
子供が生まれた時、荒神さまのお神酒(みき)で胞衣(えな=胎児を包む膜)を洗うと、
必ずその胞衣に相手の情夫の紋が浮き出る。
祝いの席で客の羽織の紋と照らし合わせりゃ、
たちまち親父が知れるから、
その場でお美津と赤ん坊をそいつにノシを付けてくれてやって、
おまえは新しいかみさんとしっぽり。この野郎、運が向いてきやがった」

さて、月満ちて出産、
お七夜になって、いよいよ親分の言葉通り、
間男の容疑者一同の前で胞衣を洗うことになった。

お美津は平気の平左。

シャクにさわった与太郎が胞衣を見ると、
浮き出た文字が「神田明神」。

「そーれ、ごらんな」
「待て、まだ後に字がある」
というので、もう一度見ると「氏子中」。

とこんな噺ですね、こちらの方がよりエロいでしょ?w

「建礼門院」は、さしずめ、裏源平盛衰記ですねえ。
これも楽しいです。
大人のにこにこ落語は一週間位とお席亭が、
書いていたような気がしましたが、
そうなのかな?
追伸・・・月内と掲示板に書いてありましたね。

立川談志師の「疝気の虫」

今日は立川談志師の「疝気の虫」です。
昨日、月曜の「真打競演」から、白酒さん「つる」と
柳家紫文さんを上げました。
紫文さんはニコに有ってもよいかな・と思いましたので。

談志師は「疝気の虫」、志ん生さんの型で演じていますね。
著書でも中々志ん生さんの様には出来ないと書かれていましたね。

私が子供の頃読んでいた速記には、ちゃんと下げが書かれていました。
別荘へと言ってから、やや間があって、「別荘が無かった」と下げていました。誰の高座の速記だったか忘れてしまいましたが、長らくそれが、
スタンダードだと思っていました。
その速記には他にも「氏子中」「短命」「目薬」「鈴振り」等が書かれていましたねえ・・・どういう基準で選んでいたのかなあ?
「鈴振り」には16のお寺の言い立ては入っていませんでした。
そう、馬生師の「鈴振り」の後半の様な噺の運び方でした。




動画が削除されました

今朝メールをチェックしていたら、ニコニコから動画の削除の通知が・・・
落語協会の動画が削除されてしまいました。
人気のあった動画もあったので、少し残念です。
まあ致し方ないのですが・・・

第二弾が来ると永久停止の可能性もあるので、
他の動画もこちらで削除しました。
対象でない垢もあったのですが、時間の問題と思い削除しました。
お席亭も対象になっていましたね。

停止されていない垢で「大人のニコニコ落語」は、うpしますが、
これからは、他の動画や音源も厳しくなるのでしょうね。

昨日楽しんでいる間に削除されていたとは・・・

落語協会真打披露興行

今日は朝に露の五郎兵衛師の「鼠の耳」をうpして、
用事があったので人形町まで出掛けました。
帰りにアキバオーで買い物をして、
お目当ての浅草演芸ホールへ。
明日までが真打披露興行です。
今日はトリが三之助さんで、当然小三治師も出ます!
1時過ぎに入りましたが大変な混みようで、
場内の扉がほぼ全て開けはなれていて、
お客が溢れかえっています。
三階の一番上からなんとか潜り込み立つ場所を確保しました。
長らく浅草に通っていますが初めての自体です。
三階に登る階段には、諦めて階段に座っている方が大勢います。

川柳師から見ました。なんと大ガーコン!
順子ひろしさんのひろしさんがケガで入院してまして、
順子さんのピンの高座です。
前座さんを相手に踊ったりして、
喬太郎さんは「幇間腹」で少し四代目三木助さんの匂いがしました。
扇橋さんの時に「キコエナイゾー」と言うやじが、師匠少しも騒がず
「前座さんマイクのボリューム上げて」と言い平然としたもの。
馬風会長の漫談の後は仲入り後の口上です。
協会のHPで公開でされていたのとほぼ同じですが、
もっと会長が悪ふざけしてまして、司会の正蔵さんをいじる事・・・

その正蔵さんは「悋気の独楽」でうpした時より慣れていました。
円蔵師の代わりに小さん師が、「親子酒」を、
そして小三治師は「小言念仏」でした。
此処で気づいた事が、それは小三治師は目線の使い方が他の噺家さん
より細かくしていますね。
それがトリップさせる源かも・
トリの三之助さんは「南瓜屋」でいた。
此の人、実際に見ると、口跡がさわやかで、啖呵が切れます!
聞いていて気持ち良いくらい・・・発見でした。

夜席は三三さんが「やかん」仲入りの雲助さんが「堀之内」でした。
そうそう、さん吉さんが言うには志ん輔さんに志ん生襲名の話しが
あるそうです。あとは時期だそうです。

そこまで見て帰ってきました。長々と駄文すいませんねw
 
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