asakusa今日は浅草演芸ホールです。
 東京都台東区浅草の通称「公園六区」と呼ばれる歓楽街の中心にある寄席です。

歴史

1951年(昭和26年)、東洋興業が、「三友館」跡地にストリップ劇場「フランス座」を開業した。
戦後長く、芸処・浅草に落語定席が無かった。日本芸術協会(現在の落語芸術協会)の幹部落語家・2代目桂枝太郎は、同じアパートにたまたま東洋興業従業員が住んでいたことから、同社社長・松倉宇七に浅草に寄席を作るよう直談判しました。
松倉氏も元々はストリップより演劇をやりたかったので、企画替えとして「フランス座」を閉鎖・改装し、1964年(昭和39年)、演劇の新しい劇場「東洋劇場」を開業した。渥美清、萩本欽一、ビートたけしらを輩出。
1964年(昭和39年)、「東洋劇場」の建物を増築、4階と5階に落語定席「浅草演芸ホール」が開場されました。
1971年(昭和46年)、東洋興業が同地での演劇から撤退し、1階の「東洋劇場」を閉鎖した。空いた1階に本ホールが移りました。
現在三階に「東洋館」と言う落語以外の演芸の寄席があります。

昼夜入れ替え制はとっていないため、通しで見ることも可能です。
毎月31日は余一会と呼ばれる特別興業が行われています

料金

一般:2,800円
学生:2,300円(中学生以上)
小人:1,500円(4歳以上)

(いずれも、2015年(平成27年)9月現在)

 個人的にですが、一番通ってる寄席です。落語協会と落語芸術協会が十日交代で興行を行っています。新宿末広亭と同じく出演者が多いのが特徴です。その為一人の持ち時間が短めで、長い噺は仲入りとトリの時しか聴けません、でも最近は出演者を減らし、コクのある噺を聴かせる方向になっています。

 開場当時のまま? なので設備がかなり古くなっています。(トイレは改装されていますので綺麗です)
 特に椅子が狭く座り心地も良くないので長時間座ってる方は腰が痛くなります。腰痛持ちの方は要注意です。
 
 ここの特徴と言えば、毎年八月中席に行われる「住吉踊り」でしょう。
 その昔、東宝演芸場で行われていた、協会を問わない興行でした。それを、8代目雷門助六師が古今亭志ん朝師に継続するように頼み実現したものです。この興行(芝居)だけは協会の垣根を取り払って色々な噺家が登場します。最期に出演者全員で「住吉踊り」を踊ります。大変な人気芝居ですので、朝早くから席を取る為にお客が並びます。
 志ん朝亡き後、かつて東宝名人会所属だった4代目三遊亭金馬師が中心となって開催されました。金馬師が膝を痛めたことと、高齢であるため、現在では金原亭駒三師が後を継いで座長を務めています。

 読売新聞と提携している為、読売を通じてかなりの招待券が流通しています。最近は通常の入場者との差別化もありますので注意して下さい。
 でも常に観客が多いので芸人のやる気に繋がる時もあります。

 アクセス

つくばエクスプレス線浅草駅A1出口より徒歩1分(駅の真上が当ホール)
新御徒町駅で都営大江戸線との乗り継ぎが便利
都営バス 浅草公園六区

そのほか、

東京メトロ銀座線田原町駅より徒歩5分
東武鉄道浅草駅より徒歩6分

その他

 千葉テレビで毎週録画中継されています。他のテレビ局(旧UHF局)でも放映されているかも知れません。機会があれば見てみて下さい。