up_ph_b44と言う訳で今日は個人的に好きな三笑亭茶楽師です。
【三笑亭茶楽】
1942年〈昭和17年〉7月3日 生まれ 落語芸術協会所属 理事
1963年(昭和38年)5月 八代目三笑亭可楽に入門し、三笑亭可六を名乗る
1966年(昭和41年)10月 – 二ツ目に昇進し、茶楽と改名。
1976年(昭和51年)4月 – 真打昇進。

【芸風】
もうね、これは粋が着物を着ている感じの師匠です。
江戸落語の粋の部分を非常に良く表してくれます。
「宮戸川」の叔父さんなどは本当に絶品ですね。人情に厚い人を良く表していると思います。
江戸落語が何を大事にして来たか? を判らせてくれる師匠です。

【得意演目】
「文七元結」「たち切り」「品川心中」「紙入れ」「宮戸川」「子別れ」「紙入れ」」「芝浜」「船徳」「三年目」「持参金」

【エピソード】
海外で非常に多くの公演をしており英語でも落語を演じます。
またクイズマニアで、『クイズグランプリ』優勝、MBS『ダイビングクイズ』『アップダウンクイズ』優勝、TBS『クイズ世界をあなたに』優勝、日本テレビ『クイズオンクイズ!!』優勝、テレビ朝日『クイズタイムショック』全問正解、ABC『アタック25』優勝と活躍しています。

【ネタ】
寄席でも中入り後の深い出番に良く出ます。この出番が深いという事は噺家として重要なのです。その意味でも名手であることが判ります。
故立川談志師に非常に可愛がられ、稽古を多く付けて貰った事は知る人ぞ知る事です。