f8cfac694a75da07d4568cdde2883017え〜今年に入って更新出来ずにすいません。
今回は思ったより色々と忙しくて、すべてに於いて儘なりません。

先日、toshiさんから紹介された、『なぜ小三治の落語は面白いのか?』広瀬和生著を図書館で借りることが出来ました。今読み始めたところです。読み終わりましたら、感想などを書いてみたいと思っております。

小三治師というと学生時代に高田馬場駅で良く拝見しました。
記憶として残っているのは夏で、師匠は少し丈の短い一重の着物を着て苦虫を噛み潰したような顔で荷物を持ったお弟子さんに語りかけていました。
 あの時のお弟子さんは誰だったのだろう? 師匠よりも背が高かったので喜多八師ではないと思いますが……
 勿論、穏やかな顔をなさっていた時のほうが多かったのですが、兎に角本当にあの頃良く見かけました。
 きっと、師匠の行動する時間と、私が通学していた時間がシンクロしていたのでしょうね。あの頃は代々木まで二年半通っていましたからね。
 当時の師匠は若手真打で当確を表して来た頃で、TV等やラジオの出演も多かった頃です。。本を読みながらそんな事を思い出していました。

もう一人良く見かけたのは、先代の文治師で、こちらは我が菖蒲園に良く見に来られました。
イメージとして覚えているのは、茶色の羽織に黒の紋付きを着て頭にはカンカン帽を被って、こうもり傘をステッキがわりにしていました。
 やはり、お弟子さんに何か小言を言いながら歩いていました。かなり年配になられてもいらしてました。
 後年、浅草で右團次さんと一緒に歩いていたのを良く見ました。
 いずれも高座とは違った感じで新鮮でした。

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