416N50S9XTL今日5日は地元で「あやめ寄席」が開かれるので、招待券を戴いたので行って来ました。
 この寄席は我街の噺家、柳家小袁治師匠が地元の読売新聞販売所の協力を得て開催している落語会です。
今回で31回目になります。

今日の出演者と演目と感想を……

開口一番 前座 三遊亭ふう丈 「初天神」
 圓丈師の九番目のお弟子さんで三〇歳になるそうです。その為か破綻なくいかにも前座さんらしく元気の良い高座でした。結構笑いも取っていて、高座慣れしています。この方面も地元に住んでいるそうです。
金坊の演出が前座らしかならぬ上手さでした。

仲入り 二つ目 柳家かゑる 「たまげほう」
 なんだかよくわからない噺でした。実はこの噺聴くのは初めてでは無いのですが、何回聴いても理解不能で、
しかも、原作の上方の噺家さん(月亭太遊さん)より下手! 
タダだからいいですが……寄席に出られるレベルではないかと……これを浅草でやったら誰も聴いてくれないと思います。もっと頑張って欲しいですね。大師匠の名前を貰ったのですから……

お楽しみ抽選会……色紙とか配りました。私も当たりましたが今回は連れ(友人)に譲りました。

漫談  昭和こいる  
 まだ、こいるさんが高座に復帰出来ないので、漫談ですが調子が出ませんね。最後は自分の持ち歌「そんなもんだよ、しょうがない」高田文夫作詞 玉置浩二作曲 を歌ってくれました。いい声でしたよ〜

トリ 柳家小袁治 「尻餅」
 先日浅草で一朝師で聴きましたが、若干導入部が違いました。細かいところも若干違っていました。少しテンポが悪かった気がします。
 お尻を叩いて出す音も一朝師は膝を叩いていましたが、小袁治師は両手を叩いていました。正直一朝師の方がいい音でしたね。
 そんな訳で四席の高座が終わりました。今日の収穫はふう丈さんでしたね。将来が楽しみです。