4cca5763今日は、休みなので、用事を済まして浅草に直行しました。お目当ては喬太郎師です。七割程埋まった客席に座って聴き始めました。

喬之助 ……寄合酒  肴の種類を変えて上手く纏めていました。この人はフラがあるのでいいですね。
ホームラン……漫才
栄枝   ……自分の趣味を混ぜた漫談 この人は古典上手いのに最近は余りやりませんね。惜しいです。
ぺぺ桜井……ギター漫談 いつものように絶好調でした!
左龍  ……普段の袴  いい出来でした! ちょっと稲荷町を思い出しました!
文楽  ……替り目   珍しく気合が入っていました。やれば出来るじゃないですか師匠! いつもお願いします。
圓丈  ……金明竹 名古屋編 最近ハズレばかりだったのですが、 今日は良かったです。もう場内大爆笑で、
お腹を抱えて笑っていました。久々師匠の本気見ました!

   仲入り

丈二  ……漫談 もう少し頑張りましょう! それに病弱ネタは辞めましょうね。
にゃん子金魚……漫才  今日は頭にお月見の道具を載せて頑張っていました。何時も凄いと思うけど特にワイルドでした。
志ん橋(志ん輔代演) ……出来心、前の高座がハイスピードだったので、あえてゆっくり目に演じ、間抜けぶりが際立っていました。
ダーク広和  ……マジック
一朝 ……芝居の喧嘩 場内をどっかんどっかん沸かしていました。拍手が凄かったです。
小菊…… 俗曲 色っぽい都々逸を沢山聴かせて戴きました。

喬太郎……「孫帰る」
 
 凄かったです。この日の喬太郎師は本当に凄かった。二五分あった時間のうち一五分近くはマクラに宛てていました。夏休みやお盆、人情噺などのキーワードを発していたので、もしかしたら「孫帰る」かな? と思っていました。
 マクラの大半はウルトラマンやそのガチャポンの噺で、半分ほど居た若い女性(多分ファンでしょう)が特に喜んで受けていました。
 噺に入っても前半はドッカンドッカン受けていましたが、祖父の一言の後は場内水を打ったように鎮まりました。
そして、圧巻だったのは祖父の無念さを喬太郎師は無言で、一分以上に及ぶ仕草と目線の動きで表現しました。勿論若い女性は殆ど泣いています。この「孫帰る」はそれだけインパクトのある噺です。
 今日の喬太郎師は噺をかなり膨らませていました。
 私の稚拙な表現では表わせませんが、長く記憶に残る高座でした。勿論ダントツで今年一番です。

勿論「孫帰る」を聴いて下さい。今日のはこれより遥かに凄かったです。

柳家喬太郎 1963年生、本名は小原 正也 出囃子は『まかしょ』 1989年 柳家さん喬に入門、前座名「さん坊」
1993年二つ目昇進「喬太郎」、2000年 - 真打昇進(12人抜き)、2006年 - 芸術選奨新人賞 大衆芸能部門