230cda2d今日は先日「時代劇CH」で扇辰さんのこの噺を見たのですが、出来が悪かったですね。以前やっていたのとは違い臭かったです。
見た方もいらっしゃるでしょうがあれはいけませんね。
と言う訳で「悋気の独楽」です。

元はというか、今でも立派な上方落語です。
三代目の小さん師が移植したのですが、何故か当初は東京にはあまり根付きませんでした。
最も最近はかなりの噺家さんが高座に掛けています。
あのこぶ蔵もやってます、よせば良いのに・・・・・

四代目の志ん生師が音曲の素養を生かし、
この噺を「喜撰」と題して改作しています。

後半の独楽回しの部分を切り、小僧が清元の「喜撰」に
熱中するあまりお内儀さんを小突くので、
「おまえ、人を茶に(=馬鹿に)するね」
「へい、今のが喜撰(宇治茶の銘柄と掛けた)です」
というサゲにしました。
八代目の柳枝師の録音が「喜撰小僧」として残っていますし、
最近は柳亭市馬師が高座に掛けています。

あらすじは・・・夜になるといつも外出する旦那。それを「女のところでは」とあやしく思った女房は、小僧に後をつけさせる。するとやはり、旦那は妾のところへ。小僧に気づいた旦那は、小僧を買収し、妾の家に連れて行く。そこでは、3つの独楽でその晩の旦那の身の振り方を占うことにしていた。小僧は、その辻占の独楽をみやげにもらって帰ってくるのだが・・・・

結構好きな演目ですね。貞吉が重要な役回りをするのですが、子供なので抜けている処があるんですね。
まあ、そこが面白いし、かわいい処ですね。
今日は上方落語であると言う事ですので文枝師で聞いてください

五代目桂文枝 1930年- 2005年 、本名は長谷川 多持、1947年4月 米之助の紹介で4代目桂文枝に入門
1954年4月 3代目桂小文枝に改名し、落語界に復帰。
1992年8月3日 5代目桂文枝を襲名 2003年 旭日小綬章受章


※落語とは関係無いのですが、このライブドアブログで、「ライトなラノベコンテスト」と言う企画が開催されています。
http://blog.livedoor.com/novel_contest/

そこで私もペンネームで小説もどきを書いていましてエントリーしました。(よせば良いのにw)
気が向いた時にでも宜しかったら御一読くださいm(_ _)m
http://blog.livedoor.jp/isogaihajime-manbou/archives/929418.html