img108今日は夕方から、小袁治師がメインで長年やっている「堀切あやめ寄席」へ行ってきました。

・開口一番 柳家いっぽん 「子ほめ」

なんか、覚えたてなのかもしれませんが、普段は演じない箇所まで丁寧に演じていました。
後で小袁治師が、恐怖の子ほめ、と言っていました。

・落語 初音屋佐吉 「身投げ屋」

これも雲助師のコピーと思わせる高座で、物真似か?という感じです。
自分のものには未だ稽古が必要ですね。

・落語 古今亭志ん馬 「看板のピン」

やりなれた感があり安心して聴いていられました。
ただ全体的に軽い芸風なので、隠居の親分が貫禄が無かったですね。

・仲入り

・お楽しみ抽選会 会場に来ていたお客さんに出演者の色紙等があたり、皆さん喜んでいました。

・奇術 伊藤夢葉

会話で笑いを取りながらのマジックで結構人を食ったのがありました。

・真打 柳家小袁治 「宿屋の富」

結構な出来でしたが、柳家一門なのに、古今亭の型で演じてたのは何故でしょう。
完全に自分のモノにしていますが、元は志ん朝師かな。そう感じました。
もしかしたら、稽古を付けて貰ったのかも知れませんね。

以上で終了でした。200席ぐらい用意されてましたが、7割くらいの入でしたね。
それが残念でした。
今日は演目が時期はずれですが小袁治師を聴いて下さい

柳家小袁治 1948年10月12日生まれ、本名 関根誠、出囃子は『おはん』

1967年(昭和42年)2月 - 5代目柳家小さんに入門。前座名はマコト。
1972年(昭和47年)11月 - さん治で、二つ目に昇進。
1981年(昭和56年)9月 - 小袁治で、真打昇進。