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昨夜、ビッグニュースが飛び込んできました。
桂三枝師が六代目桂文枝を襲名すると言う事です。
詳しくは今朝のサンスポから・・・

五代目桂文枝(当時は小文枝)に入門直後からタレントとして活躍し、テレビや舞台でも名声を築いてきた三枝が、さらなる高みをめざすため、決意を固めた。

 今年3月。先代の七回忌法要をきっかけに、一門内から「文枝という大名跡をこのまま空けておくのは、上方落語界にとってマイナス」といった意見が相次ぎ、一番弟子である三枝の襲名への機運が高まっていた。

 「桂文枝」は上方落語界で歴史のある大名跡の一つ。明治時代初頭に初代が人気を博し、十八番の演目「三十石」を質入れしたことが話題になった。五代目は笑福亭松鶴(故人)、桂米朝(85)、桂春團治(81)と並び、「上方落語四天王」と呼ばれ、華やかで陽気な人柄と上品な芸風で落語ファンを虜にした。

 関係者によると、三枝はすでに米朝や春團治だけでなく、春風亭小朝(56)ら東京の落語家にも報告を済ませているという。また、襲名後の「三枝」については、「しばらくは、ふさわしい弟子が育つまで誰にも継がせる気はない」と一門内で公言。後継者の出現に期待を寄せており、今年3月に弟子入りした世界のナベアツ改め桂三度(41)にも十分チャンスはありそうだ。

 自身の69歳の誕生日となる来年7月16日に「文枝」を正式に襲名。同日から大阪・なんばグランド花月を皮切りに2、3年かけて全国で行うお披露目興行では、海外での実施も検討されている。かつて、本紙取材に「落語界に恩返ししたい」と話していた通り、大名跡の看板を背負って落語界をさらに盛り上げてくれそうだ。

以上サンスポより転載

私としてはもう桂三枝の名は充分な大看板だと思うのですが、決断したものですねえ。
七代目圓生襲名騒動の時圓丈師等は「60過ぎて襲名は難しい」と話していましたね。
頑張って欲しいものです。
まずは報告まで。
せっかくなので、五代目の噺でも聴きましょう