今日はあんまり暑いので「牡丹燈籠」の事でも書いて涼しくなろうかと考えたのですが、この長編噺を私ごときが書けるハズもなく、中途半端に成ることをお許しください。え、何時もだって・・・それはそれは申し訳ありませぬw
原話と言われる話がありまして、中国の「剪燈新話」の「牡丹灯記」と言う話ですね。
これは私も正雀師で二回ほど聴いていますが、燈籠を持って会いに来ると言うモチーフを借りただけですね。
あらすじは・・・ 旗本飯島平左衛門の娘、お露は浪人の萩原新三郎に恋したあげく焦れ死にをする。お露は後を追って死んだ下女お米とともに、夜な夜な、牡丹灯籠を手にして新三郎のもとに通うようになる。その後、新三郎の下働き、関口屋伴蔵によって、髑髏を抱く新三郎の姿が発見され、お露がこの世の者でないことがわかる。このままでは命がないと教えられた新三郎は、良石和尚から金無垢の海音如来をもらい魔除けの札を張るが、伴蔵の裏切りを受け、露の侵入を許してしまう。
以上の主筋に、飯島家のお家騒動。伴蔵と女房お峰の因果噺がからむ。 (wikiより)
超簡単に書きましたねw
実際は因果が巡るのですよ。此頃の圓朝作品の常として敵討ちが絡んできます。
真景累ヶ淵も聖天山の後は敵討ちの話になりますしね。
一番の人気の箇所は、俗に「お札剥がし」と言われる処ですね。
このタイトルは圓生師が録音の時に付けたそうですが、それが定着しましたね。
唯一日本で足の有る幽霊ですか?
妖怪では”あしあらい”なんていますがね(^^)
出会いが梅見の時期で、その夏にはもう亡くなって幽霊として出てくるのですから、思いが深いですね。
「野ざらし」の八五郎じゃ無いですが、いい女なら幽霊でも構わない?
動画は、私はうっかり消してしまったのでnamさんからお借りします。
namさんお借りします。m(_ _)m
圓生師ではありきたりなので、志ん生師で、これがいいんだまた!
namさんお借りします。m(_ _)m
圓生師ではありきたりなので、志ん生師で、これがいいんだまた!
なかなか良い出来で、女流に怪談噺は向いているのかもと思った記憶が。
歌る多師匠だったかな…とも思うのですが、確信が有りません。
同時に女流講談師さんの真景累ヶ淵も配信され、ちょっとコミカルタッチだったような。
(真景累ヶ淵をコミカルタッチってのが想像できないので落語・講談の演目を入れ違いで覚えているのかも)
圓朝まつりでの収録だったかなと思うのですが。