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スーパーや八百屋の店頭に早くもトウモロコシが並び始めましたね。
ウチの近所では二本パックで370円位ですねえ。
そこで、今日はトウモロコシが出て八代目文楽師の十八番「厩火事」につて書いてみました。

売れっ子の女髪結いのお崎さん(お先と書く方も居ます)が主人公ですね。
女性が主人公って珍しい?
あらすじは・・・
髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」で、怠け者。
昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主とは口喧嘩が絶えません。
しかし本当に愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ちが分からないと仲人のところに相談にやって来ます。。
話を聞いた仲人は、孔子が弟子の不手際で秘蔵の白馬を火災で失ったが、そのことを咎めず弟子たちの体を心配し弟子たちの信奉を得たと話と、瀬戸物を大事にするあまり家庭が壊れた麹町の猿(武家)の話しをします。
そして目の前で夫の大事な瀬戸物を割り、どのように言うかで身の振り方を考えたらどうかとアドバイスをします。
帰った彼女は早速実施、結果夫は彼女の方を心配します。
感動したお崎が「そんなにあたしのことが大事かい?」と質問すると、
「当たり前だ、お前が怪我したら明日から遊んで酒が呑めねえ」

とまあ、皆さんよくご存じですよね(^^)
このお崎さん、可愛い女性ですねえ・・・こんな女房なら”髪結いの亭主”になってみたい・・って(^^)

文楽師匠の演出を「ちょっと説教クサイ」と言う評論家のかたもいますが、
仲人は本気で心配しているので、あれぐらいで良いと私は思います。
気をつけなくてはならないのは、亭主が体を心配するシーンで、お涙ちょうだいのあざとい演出にしている噺家さんがいる事ですね。
ここをクサクすると、サゲのからっとした笑いが消えると私は思うのですが・・・如何でしょう?

この後もこの二人は何とかやって行くんでしょうね。(^^)


え〜動画ですが、何故かこの演目で文楽師匠のが無い!
んで、現役から・・・芸協の会長で・・・