え〜昨日の続きです。(笑
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若旦那・・・「船徳」「唐茄子屋政談」「湯屋番」「紙屑屋」等数多く出ています。
大抵は徳三郎と言う名前で登場します。
生来の遊び好きで、何より粋を好みます。
しかし根は真面目なので目が覚めると改心します。
「船徳」では勘当されたままになり、船頭になります、
始めはおぼつかなかったのですが、
やがていっぱしの船頭となりラブロマンスも生まれます。

一八・・・野幇間。「愛宕山」「鰻の幇間」「つるつる」「幇間腹」等
何よりもお金が好き。お金の為なら狼に食われるのも厭いません。
大抵は策略が失敗したり騙されたりするのですが、
「愛宕山」では旦那に生涯贔屓にして貰えます。

赤井御門守・・・「粗忽の使者」「妾馬」「目黒の秋刀魚」「蕎麦の殿様」等
元は天皇家にも繋がる名家。将軍家とも姻戚関係が有ります。
本人は穏やかな人柄ですが、食べ物にうるさい。
サンマを食べたがったり、自分で蕎麦を打ちたがったりして家来を困らせます。
また、酒を飲むと気が大きくなる傾向あり。

横丁のご隠居・・・「茶の湯」「つる」「やかん」等長屋物一般
町内一の博識を誇ります。
宇宙から塵芥まで知らない事無いと言う素晴らしさ・・・但し自称
なぜかどの噺でも横丁に住んでます。

金坊・・・「初天神」「桃太郎」「真田小僧」「雛鍔」
兎に角こまっしゃくれていて、悪知恵がよく周り、大人をよく凹まします。
但し、悪気はありません。根は割合かわいい処もあります。
どうも別名で「亀」とも言うらしい・・

左甚五郎・・・「竹の水仙」「ねずみ」「三井の大黒」
ご存じ歴史に残る天才彫刻家。でも落語では大酒飲みで日に三升飲むと言う。

左官の長兵衛・・・「文七元結」「芝居の喧嘩」
腕は良いのだが、無類の博打好きで身上を傾けてしまう。
都合をつけてもらった五十両を気前よく見知らぬ若者にくれてしまう様な
きっぷの良さも有り。
(でも文七ってお金が届いてなかったら、どうしたのでしょうかね?)

佐平次・・・「居残り佐平次」前に詳しくやったので簡単に。
謎の人物、本当に居残りが商売だったかも解らず?
一説には某国の工作員説あり(笑

百兵衛・・・「百川」
奉公は初めてと言っているがどうか?
最後の間違いは完全に仕返しで、わざとだとブログ主は思って居ます。w

熊蔵・・・「夢金」
何よりも金が好き。しかし正義感も持ちあわせている。
実は普通の人なのかもしれないが、余りにも金が好きなだけなのかも知れない・・・

金・・・「素人鰻」
兎に角噂に聞こえた鰻職人で、その名前を聞いただけでお客が来ると言う程
神田川はこの人で持っていたそう。
但し、酒にだらしない。飲まれてしまうタイプ。
落語国の中では珍しい実在の人物。でも本物は真面目な方だったそう。