今日は立川談志師の「疝気の虫」です。
昨日、月曜の「真打競演」から、白酒さん「つる」と
柳家紫文さんを上げました。
紫文さんはニコに有ってもよいかな・と思いましたので。

談志師は「疝気の虫」、志ん生さんの型で演じていますね。
著書でも中々志ん生さんの様には出来ないと書かれていましたね。

私が子供の頃読んでいた速記には、ちゃんと下げが書かれていました。
別荘へと言ってから、やや間があって、「別荘が無かった」と下げていました。誰の高座の速記だったか忘れてしまいましたが、長らくそれが、
スタンダードだと思っていました。
その速記には他にも「氏子中」「短命」「目薬」「鈴振り」等が書かれていましたねえ・・・どういう基準で選んでいたのかなあ?
「鈴振り」には16のお寺の言い立ては入っていませんでした。
そう、馬生師の「鈴振り」の後半の様な噺の運び方でした。