今日は落語ではなく浪曲を上げました。
RAKUGO1さんが沢山上げてくれたので、私は良いかな?
そう思い浪曲にしました。
広沢虎造師で「清水次郎長伝〜清水の三下奴」です。
一応順番に上げてみたのですが、調べるとこの他にもエピソードが
有るらしいのですが、タイトルだけ違うとかも、有るらしいですね。
そこら辺突っ込まれると苦しいのでコメントを貰ってもスルーしますw

落語、浪曲、講談と比べると、落語が一番柔軟性があると思いますね。
今はいずれも新作が有り、時代性を取り込むのは同じですが、
落語にはマクラがありますね。ここが他の話芸と大きく違います。
いずれも体験してしまえば面白いのですが、取っ掛かりが落語の方が
し易いと思います。そこが復活した点ではないでしょうか?

そして落語の本題は人間の心理や気持ちの揺れ動きに、焦点が充てられて
いますし、笑いがうまくカバーしているのでは無いかと。

しかし古い録音を聞いていて、マクラであまりにも時代を取り入れてしまうと、後で聞いていると「さすがに古いな」と思う事もあります。
それは、噺家さん達に、高座はその時その時の一期一会だから、
消えてしまうモノである。との考えが有るからでしょうね。

志ん生師のくすぐり等、当時は爆弾級の笑いだったのでしょうね。
あの時代にあのくすぐりを取り入れたのは凄いと思いますね。
一部では三語楼師の受け売りだとの批判も有った様ですが、
それを完全に自分のモノに出来他のは、志ん生師だけでは無いのでしょうか、それを今聞いて居られる我々は幸せですね。

と言う訳で、明日は「ふたなり」でも上げようかな。