9e2be9b0.jpg今日は、音源を整理してたら圓遊師匠の「堀の内」が出てきたので、これを上げました。
上がってると思ったら、無くて(最近こういうボケが多い)おかしいなぁ〜
と思いつつ上げました。
志ん朝師匠のも抱腹絶倒ものですが、圓遊師匠のも楽しいです。

今日の生放送は四天王の特集だそうです。楽しみですねえ。
夜は仕事なので、聞ける処まで聞くつもりです。四時半頃までならなんとかなるかな?

2ch等の掲示板で圓楽師の評価が色々言われているようです。
その多くは「特別ヘタとは思わないが、四天王の他の噺家と並べるのは如何か?」と言う意見が多い様でした。
晩年の高座しか見ていない方はそう思うんでしょうかね?
私が思うに、師匠は他の三人のよい所をバランス良く持った方ではないかと思うのです。
志ん朝の江戸弁、柳朝の歯切れの良さ、談志の考察力、そのひとつひとつは抜きん出ていなくても、その全てが内包されていると思います。
私も以前は、何か物足りないなと思った事がありましたが、良い頃の音源等を何回も聞いて思いなおしました。
晩年口調が怪しかったのは、入歯が合わなかったせいです。
志ん朝師も晩年は入歯で悩んでいました。永六輔氏に良い歯医者の紹介を頼んでいた程です。
圓楽師は高座で、喋っている内に入歯が落ちてしまった事もありました。
そんな事で随分悩んでいたそうです。
小朝師に悩みを告げられた事もあったそうです。
その為二年程は高座に上がりませんでした。(90年頃から95年頃迄は本格的な活動は控えていた)
まあ、批評するのは簡単ですからね。私も含めてですが・・・・
これから聞く方は良い頃の音源を聞いて下さい。

追伸・・・・明日四日は、桂吉朝師の命日ですね。