はじめのブログ

落語好きの中年オヤジが書いてる落語日記

今日はね、ちゃんとやりますよ! あたしは

子別れ(下)にみる小三冶さんと志ん朝さん 2

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昨日に続いて、子別れの話です。
二人の違いは、熊さんの態度の描写にも表れています。
番頭さんと木場に木を見に行く時の二人のやり取りのシーンで、番頭さんが、以前のおかみさんの事を聞いた時、小三冶さんは、「かかあにはそれ程でもないけど、子供には会いたいですね。」的な事を言ってます。この話が出来た頃としては、女房の事など
口に出して言えないと言うのが常識だったのでしょう。後の再会のシーンで、はっきりと元に戻って欲しいと言っています。
志ん朝さんの方は、番頭さんに聞かれた時から、ハッキリと「会いたい」と口に出しています。そして自分の思いのたけを口に出しています。志ん朝さんの方が現代的に描かれています。
私はどちらも好きなのですが、皆さんはどうですか?

子別れ(下)にみる小三冶さんと志ん朝さん 1

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噺家によつて、その噺の細部が違うと言う事は当たり前ですが、「平成の名人」の両師匠にその違いを意識して聞いてみました。
噺の筋そのものは、たいした違いは無く、別かれた熊さん夫婦が亀ちゃんを縁として元に戻ると言う噺で、長い噺のクライマックスに当たります。
はっきりとした違いは、亀ちゃんの性格と言うか、描き方です。
小三冶さんは、割とからっとした描き方をしているのに対して、志ん朝さんは感情的な描き方をしています。
たとえば、熊さんと再開するシーンでは、小三冶さんは、嬉しさをそっと隠す亀ちゃんを演出したいるのに対して、志ん朝さんは、嬉しくて思わず涙ぐむ亀ちゃんを演出しています。志ん朝さんの亀ちゃんは、良く涙ぐむのに対して小三冶さんの亀ちゃんは、飄々としています。お二人の演出は甲乙付けがたいです。
続きは又明日。
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私の推薦する今一番聞いておきたい噺家

9c06145c.jpg長い間寄席に通っていると、色々と面白いことがあります。
特に噺家さんの成長等はその最たるもので、前座さんの頃はそんなに高座に上がらないので分かりにくいのですが、二ツ目になると、あちらこちらの寄席(個人的な会も含む)に出る様になります。
そんな時に寄席で見た事がある噺家さんだと記憶に残ります。そんなんで、ずーと注目している噺家さんもいるのですが、大体人気のある噺家さんは、早くからなにか光るモノが在りました。
その中でも柳亭市馬さんはこの1、2年で特に良くなってきました。以前からスケールの大きい噺家になるなとは思っていましたが、最近は噺の良さに加えて、艶が出てきました。この艶と言うのは実は大事で、一流の芸人さんは皆持っているのですが、噺家の場合特に大事で、大きな要素を占めます。
市馬さんは、声の良さも特筆モノで、CDなんかも出しています。
皆さんも、寄席や落語を聴く機会があったら、柳亭市馬さんに注目して下さい。きっと満足されるでしょう。
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寄席で思ったこと

c6dafecf.jpg20日は浅草演芸ホールに行って来ました。昼席は真打昇進披露興行でしたが、行ったのは夜席で、千秋楽でした。
あいかわらず良くお客さんが入っており、落語人気を伺わせます。最近はホント若い人や若い女性が多いんですよ。以前なら考えられないですよ。
トリは橘家円蔵さんで、一門の方々が揃って出ています。円蔵さんのお弟子さんて、そんなに浅草には出ないので、皆さん一生懸命に演じておられました。
助演で、文楽、権太楼さん等も出ておられました。
両師匠とも先月聞いたのと同じ内容の高座で、特に文楽さんの「権兵衛狸」は連続で何回聞いたでしょうか?最近ではわずかに違う箇所を見つけるのが嬉しくなってしまいました。たまには別な噺も聞きたいものです。
円蔵さんて人は、寄席みたいな空間でこそ真価を発揮する噺家さんで、この空気を感じられない媒体では良さは判らないだろうと思います。.....だからCDが出ないのかな?
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